現在、事業用サイトのリニューアル作業を進めています。(現在はデザイン周りや内部システムの変更の検討対応中です)

WordPressプラグイン「Hide GTM code」リリース!

Google Analytics(Googleアナリティクス)だけオプトアウト(無効)するアドオンではないのですが、タグマネージャーをWordPressログイン中はオプトアウトするプラグインをリリースしたのでお知らせします。

アナリティクスではなく、タグマネージャー専用にした理由ですが、最近はタグマネージャー導入した上でアナリティクスを連携するという記事を多く見かけること、ヒートマップ(例:Microsoft Clarity-マイクロソフトクラリティ)も重要視されつつあることから、タグマネージャーを優先した次第です。
よろしければ、導入をご検討いただけたら嬉しいです!

【2025年4月7日追記】
後日、対応不可避になったCookie規制の影響に伴い、アナリティクスのみにも対応しました。
リリース当時の情報が多分に含まれているので、若干読みづらい点がございますが、何卒ご容赦いただきたく存じます。

実はリリース日は2022年12月14日なのですが、どうして告知までに期間が空いたのかは余談でお話します。余談の方が結構長くなると思う…!力尽きたので、長い余談は後日談的に別の記事にします(苦笑)

目次

Google Analytics(アナリティクス)オプトアウトアドオンのような機能が使える「Hide GTM code」のダウンロード

機能はWordPressログイン「以外」で、GTMコードを出力するだけ!
とってもシンプルなプラグインです。

Google Analytics(アナリティクス)オプトアウトアドオンのような機能が使えるプラグインのダウンロードは下記のリンクボードから!

【2025年4月7日追記】
今のバージョンはアナリティクスのみにも対応しています。

制作に至った経緯

自分自身の事業用サイトを生贄に捧げ失礼、不適切な発言でした。
改めて。自分自身の事業用サイトで、ホームページ運用の研究および経験を積みながら、サービスの技術アップやアウトプットを目的に、実際に運用をしているので、頻度が高い状態で以下の現象が起こります。

  • 様々なデバイスでアクセスして不具合や表示に気になるところがないか確認する(デバッグ)
  • タイトルを書き換える(つい最近行った対応は「サイト名込で32文字にする」です)

そうすると、何が起こるのか?

Google Analytics(Googleアナリティクス)で正しく調べることができません。

自分自身のアクセスすら拾うから、どれくらいサービス利用者見込みが来てくれているのかがさっぱり分からない…っ!(涙)
サーチコンソールでクリック数は見れるけど、検索からの流入が見れるだけでSNSからの流入は見れない。
じゃあ、SNSからの流入だけに絞ったら見えてくるかもしれないけど、まだそこまでアクセス数がないのが分かっているから、そこまでちゃんとしっかりGoogle Analytics(アナリティクス)で調べたくない…!!

Google Analytics(アナリティクス)オプトアウト アドオンを使えばいいという話ではあるのですが…

Google Analytics(アナリティクス)の計測を無効にする「Google Analytics(アナリティクス)オプトアウト アドオン」は実は以前に使ったことがあります。ですが、どうやら、タグマネージャーを使っているせいか、FireFoxのアドオンだったからなのか、アナリティクスを見る限りでは普通にアクセスを取得しているように見えます。

デバッグ中にGoogle Analytics オプトアウト アドオンが入っていないChromeやSafariでもデバッグをしていたので、そこで計測している可能性が大きいのですが…!

手っ取り早く各種ブラウザに入れないでもアナリティクスのアウトプット(無効)に対応できる除外IPの選択肢は考えていません。IPは固定IPにしない限り、状況により変わるものだと考えているためです。

このままではアドオンは使えそうにありません。
各種ブラウザに入れるのも大変ですし、アドオンが対応していないブラウザもあるかもしれません。

では、どうするのか?
WordPressとタグマネージャー限定ではあるけれど「ログインしている最中はコードを出力しないようにする」方法が確実だと判断しました。

ただし、ログインを忘れてページにアクセスした場合の責任までは取らない。(正しくは、取れない)

どうしてGoogle Analytics オプトアウトアドオンのようにアナリティクスが対象じゃないのかの理由については、冒頭で触れているので、ここでは省略します。

そして、もう一つ後付けのような後付けじゃないような理由として。
実は、今後WordPressプラグインを作る計画があるのですが、公式に公開するものは作った経験がなく不安があります。
このまま野良で公開・運用しても良いのですが、一度シンプルでもいいので作って「公式公開する経験を積んだ方が良いだろ」と思って、えーっと…、勢いに任せて作ったという、ぶっちゃけた事情があってね…(笑)

Google Analytics(アナリティクス)オプトアウトアドオンのような機能が使える「Hide GTM code」の機能説明

やっていることは単純。

WordPressログイン「以外」で、GTMコード(またはアナリティクスコード)を出力する

以上!

実際にどうやっているのかはインストールしてPHPファイルを見れば分かるのであえて書かない。

Google Analytics オプトアウト アドオンと違うのは

  • 対象はGoogleタグマネージャーである→今はアナリティクスのみにも対応している
  • どのブラウザでもWordPressにログインさえしていれば問題なく無効化される(コードが出力されないから)

です。

「既にアナリティクスと連携できるものがあるじゃん」「Google Analytics オプトアウト アドオンがあるからいいじゃん」そう思いますよね?
私もそう思います…が、このプラグインの本質は「WordPressのログイン中はIPや一部の権限を除いてコードを出力しない」ことなので、同じように対応しているものは案外少ないのではないでしょうか?
(ログイン中も出力するプラグイン名をここに記載するのは大人の事情で差し控えたいと思います)

メリットは十分あると思うのですが、「WordPress以外には使えない」のと「ログインしていない状態のときは計測される」「アナリティクスだけオプトアウト(無効化)はできない(ログイン中も必要なコードをタグマネージャーで利用していたらアウト)」は仕様上のデメリットと言えます。

Google Analytics(アナリティクス)オプトアウトアドオンのような機能が使える「Hide GTM code」のポイント1【類似機能に影響しない】

そうじゃなかったら不具合で報告していいレベルなんだけど、コード(GやGTMから始まるコード)を入力していなかったら、コードは出力されない仕様なので、「Hide GTM code」で設定をしたら、他のSEO系プラグインで類似機能があっても設定しなくてOK。

本当にそれ以外の機能は他に何もないから。だから、他のSEO系プラグインには干渉しません。

Google Analytics(アナリティクス)オプトアウトアドオンのような機能が使える「Hide GTM code」のポイント2【ページ表示速度に影響しない】

アナリティクスのコード出力は、通常どこでされると思いますか?
「wp_head();」の関数の外(前/後)? それとも「wp_head();」の関数の中(前/後)?

実は、「wp_head();」の関数の外で、それも関数を呼び出す前の方だと「ページ表示速度が遅くなる」という検証結果が…(クリエイトアコード調べ)

根拠になりえるかはともかくとして、以前、自分が仕事で制作した独自のテーマおよび別のプラグインでも「wp_head();」関数の外(前)に書き出したときに「Test My Site(今は終了しているサービス)」で計測したところ、明らかに遅くなっていました。

「だって、タグマネージャーのコードは、headタグのなるべく上に書くように書いてあったよ!」って、そのときは思ったよ。

その後、以下のように対応したところ、元の数値に戻りました。

  • プラグイン側のタグマネージャーのコード出力をOFFにする
  • 「wp_head();」関数の外(後)に出力する

検証は十分ではないものの、少なくとも後ろの方で出力した場合は数値に変化はなかったです。

今回、特別なことは何もしていないので、デフォルトで出力される分には「ページ表示速度に影響しない」と言えるという。

他に説明しようがないんだよね。それくらいシンプルすぎて何も言えない。

【2025年4月7日追記】
説明が不十分なので、加筆修正しました。
なお、「wp_head();」関数内であれば、どこの位置でも影響は及ばないようでしたが、同じく「wp_head();」関数内の前の方でも同様の現象が発生したように感じたことから、デフォルトの「10」以降の方がパフォーマンスに影響がしにくいのでは、と判断した結果、デフォルトの設定のままにしており、「10」前で実行するという設定はしていません。
本件、検証は不十分であり、根拠と言えるものはありませんので、ご容赦願います。

Google Analytics(アナリティクス)オプトアウトアドオンのような機能が使える「Hide GTM code」のダウンロード

Google Analytics(アナリティクス)オプトアウトアドオンのような機能が使えるプラグインのダウンロードは下記のリンクボードから!

余談:リリース日と告知日がズレたわけ

  • 日本語翻訳に手間取った
  • 公開するからには応援が欲しい…!←こいつのせい

応援ほしいからってリターンに「サポートフォーラム」を制作したんだけど、今回の制作期間以上の時間がこいつにかかりました。いったい、何をしているんだろうね?

公開後のサポートフォーラムについての後日談や今回のプラグイン制作の過程や翻訳方法は改めて別の記事でいくつか分けて投稿する予定です。投稿したら、この下にリンクが貼られるので、よろしくね!

【2025年4月7日追記】
現時点では続行が難しいと判断し、ここにあった応援要素(サポートフォーラム)についての記述は削除しています。サポートフォーラムサイトについてもリンクを削除済みです。

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ホームページ(改善・改修)・SEO対策・Web集客のお手伝い屋さん【Web技術サポーター&Webコンテンツサポーター、Webサイト制作者】

ソフトウェア&ゲーム開発会社でプランナーとして従事しながら、ディレクション・マネージメント、資料作成の知識を実践形式で学ぶ。その後はリサイクルショップのWebサイト担当者として従事しつつ、SEOやWordPressの実践形式での研究を深めた。転職をした会社や兼業(副業)としての活動でも今までに学んだ知識と技術を活用しながらも更なる向上に努めていたが、様々な人のお悩み解決をしていきたいという思いが強くなったため、転職から二年後に独立。2022年5月10日に開業して個人事業主になった。
現在は、今までに得た知識や技術(SEO・WordPress・Webマーケティング・Web集客)を活かしながら「人と人を調和し、創造を支援する」「自分で色々動きたいので技術面をサポートしてほしい人や自分も考えたいが技術面については知見がないのでフォローしてもらいたい人を応援する」ことを目的に「訪問者に届けるコンテンツを作る」お手伝いをするための活動をしている。

事業の他、ソフトウェア&ゲーム開発会社時代に無理をした働き方をしたために自律神経のバランスが乱れやすいことや精神的にもダメージを負ったことから「抑うつ状態」と診断されて数年かけて寛解した経験から、同じような人が苦しまずに働くことができるように自身を実験台に「スキルを活用した生活に困らないかつ無理をしない働き方」の確立を目指している。


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