WordPressプラグイン「Hide GTM code」リリース!
Google Analytics(Googleアナリティクス)だけオプトアウト(無効)するアドオンではないのですが、タグマネージャーをWordPressログイン中はオプトアウトするプラグインをリリースしたのでお知らせします。
アナリティクスではなく、タグマネージャー専用にした理由ですが、最近はタグマネージャー導入した上でアナリティクスを連携するという記事を多く見かけること、ヒートマップ(例:Microsoft Clarity-マイクロソフトクラリティ)も重要視されつつあることから、タグマネージャーを優先した次第です。
よろしければ、導入をご検討いただけたら嬉しいです!
実はリリース日は2022年12月14日なのですが、どうして告知までに期間が空いたのかは余談でお話します。余談の方が結構長くなると思う…!力尽きたので、長い余談は後日談的に別の記事にします(苦笑)
Google Analytics(アナリティクス)オプトアウトアドオンのような機能が使える「Hide GTM code」のダウンロード
機能はWordPressログイン「以外」で、GTMコードを出力するだけ!
とってもシンプルなプラグインです。
Google Analytics(アナリティクス)オプトアウトアドオンのような機能が使えるプラグインのダウンロードは下記のリンクボードから!
制作に至った経緯
自分自身の事業用サイトを生贄に捧げ失礼、不適切な発言でした。
改めて。自分自身の事業用サイトで、ホームページ運用の研究および経験を積みながら、サービスの技術アップやアウトプットを目的に、実際に運用をしているので、頻度が高い状態で以下の現象が起こります。
- 様々なデバイスでアクセスして不具合や表示に気になるところがないか確認する(デバッグ)
- タイトルを書き換える(つい最近行った対応は「サイト名込で32文字にする」です)
そうすると、何が起こるのか?
Google Analytics(Googleアナリティクス)で正しく調べることができません。
自分自身のアクセスすら拾うから、どれくらいサービス利用者見込みが来てくれているのかがさっぱり分からない…っ!(涙)
サーチコンソールでクリック数は見れるけど、検索からの流入が見れるだけでSNSからの流入は見れない。
じゃあ、SNSからの流入だけに絞ったら見えてくるかもしれないけど、まだそこまでアクセス数がないのが分かっているから、そこまでちゃんとしっかりGoogle Analytics(アナリティクス)で調べたくない…!!
Google Analytics(アナリティクス)オプトアウト アドオンを使えばいいという話ではあるのですが…
Google Analytics(アナリティクス)の計測を無効にする「Google Analytics(アナリティクス)オプトアウト アドオン」は実は以前に使ったことがあります。ですが、どうやら、タグマネージャーを使っているせいか、FireFoxのアドオンだったからなのか、アナリティクスを見る限りでは普通にアクセスを取得しているように見えます。
デバッグ中にGoogle Analytics オプトアウト アドオンが入っていないChromeやSafariでもデバッグをしていたので、そこで計測している可能性が大きいのですが…!
このままではアドオンは使えそうにありません。
各種ブラウザに入れるのも大変ですし、アドオンが対応していないブラウザもあるかもしれません。
では、どうするのか?
WordPressとタグマネージャー限定ではあるけれど「ログインしている最中はコードを出力しないようにする」方法が確実だと判断しました。
ただし、ログインを忘れてページにアクセスした場合の責任までは取らない。(正しくは、取れない)
どうしてGoogle Analytics オプトアウトアドオンのようにアナリティクスが対象じゃないのかの理由については、冒頭で触れているので、ここでは省略します。
そして、もう一つ後付けのような後付けじゃないような理由として。
実は、今後WordPressプラグインを作る計画があるのですが、公式に公開するものは作った経験がなく不安があります。
このまま野良で公開・運用しても良いのですが、一度シンプルでもいいので作って「公式公開する経験を積んだ方が良いだろ」と思って、えーっと…、勢いに任せて作ったという、ぶっちゃけた事情があってね…(笑)
Google Analytics(アナリティクス)オプトアウトアドオンのような機能が使える「Hide GTM code」の機能説明
やっていることは単純。
WordPressログイン「以外」で、GTMコードを出力する
以上!
実際にどうやっているのかはインストールしてPHPファイルを見れば分かるのであえて書かない。
Google Analytics オプトアウト アドオンと違うのは
- 対象はGoogleタグマネージャーである
- ただし、アナリティクスもMicrosoft Clarity(ヒートマップ)もタグマネージャーで管理していたら、出力されないので計測もされない
- どのブラウザでもWordPressにログインさえしていれば問題なく無効化される(コードが出力されないから)
です。
「既にアナリティクスと連携できるものがあるじゃん」「Google Analytics オプトアウト アドオンがあるからいいじゃん」そう思いますよね?
私もそう思います…が、このプラグインの本質は「ログイン中はコードを出力しない」なので、同じように対応しているものは案外少ないのではないでしょうか?
(ログイン中も出力するプラグイン名をここに記載するのは大人の事情で差し控えたいと思います)
メリットは十分あると思うのですが、「WordPress以外には使えない」のと「ログインしていない状態のときはアナリティクスで計測される」「アナリティクスだけオプトアウト(無効化)はできない(ログイン中も必要なコードをタグマネージャーで利用していたらアウト)」は仕様上のデメリットと言えます。
Google Analytics(アナリティクス)オプトアウトアドオンのような機能が使える「Hide GTM code」のポイント1【類似機能に影響しない】
そうじゃなかったら不具合で報告していいレベルなんだけど、コード(GやGTMから始まるコード)を入力していなかったら、コードは出力されない仕様なので、他ではタグマネージャーとアナリティクスの設定をせず、「Hide GTM code」で設定するだけでOK。
本当にそれ以外の機能は他に何もないから。だから、影響しない。
Google Analytics(アナリティクス)オプトアウトアドオンのような機能が使える「Hide GTM code」のポイント2【ページ表示速度に影響しない】
アナリティクスのコード出力は、通常どこでされると思いますか?
「wp_head();」の関数の前の方?後の方?
実は、前の方だと「ページ表示速度が遅くなる」という検証結果が…(クリエイトアコード調べ)
根拠になりえるかはともかくとして、以前、自分が仕事で制作した独自のテーマおよび別のプラグインで「wp_head();」前に書き出したときは、Test My Site(今は終了しているサービス)で計測したところ、明らかに遅くなっていました。
「だって、なるべく上に書くように書いてあったよ!」って思ったよ。
その後、以下のように対応したところ、元の数値に戻りました。
- プラグイン側のタグマネージャーのコード出力をOFFにする
- 「wp_head();」の後ろに出力する
検証は十分ではないものの、少なくとも後ろの方で出力した場合は数値に変化はなかったです。
今回、特別なことは何もしていないので、デフォルトで出力される分には「ページ表示速度に影響しない」と言えるという。
他に説明しようがないんだよね。それくらいシンプルすぎて何も言えない。
Google Analytics(アナリティクス)オプトアウトアドオンのような機能が使える「Hide GTM code」のダウンロード
Google Analytics(アナリティクス)オプトアウトアドオンのような機能が使えるプラグインのダウンロードは下記のリンクボードから!
余談:リリース日と告知日がズレたわけ
- 日本語翻訳に手間取った
- 公開するからには応援欲しい…!←こいつのせい
応援ほしいからってリターンに「サポートフォーラム」を制作したんだけど、今回の制作期間以上の時間がこいつにかかりました。いったい、何をしているんだろうね?
今回の制作の過程、翻訳方法、公開後のサポートフォーラムについての後日談は改めて別の記事でいくつか分けて投稿する予定です。投稿したら、この下にリンクが貼られるので、よろしくね!
開発サポートコミュニティを作りました
クリエイトアコードが開発したWordPressプラグイン、WordPressテーマについての導入・設定サポートの他、プラグイン・テーマの機能リクエストを受け付けたり、今後の展開について直接ご意見を聞ける場所【クリエイトアコード開発サポートコミュニティ】を作りました!
クリエイトアコードが開発したWordPressプラグインやWordPressテーマ利用者ではなくても、Webに関することの支援、無理しない働き方を目指す人の支援、フリーランスの支援、創作活動の支援を考えていますので、よろしければ参加いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします!
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