同意書・フォーム仕様変更のお知らせ
色々あって、この度、システムメンテナンスを実施し、サービス購入前同意書とお問い合わせフォームの仕様を変更しましたのでお知らせします。
結論:変更点について
同意書もお問い合わせもメールフォームを使用していますが、メールフォームのシステム自体が以前と今とでは異なっています。同じ埋め込みでも、今はインラインフレームを使っているため、以前よりも表示幅が狭くなっています。どうしても今までとはデザインで差異が出てしまいますが、なるべく前の状態に近づける形で設定したので、見た目がすごく浮いてしまっているというほどではないと思います。
入力ミスするとformzu(フォームズ)のフォームページに飛んじゃうので、それだけ懸念事項ではありますが。
サービス購入前同意書については、メール送信通知の本文内で同意書と同意フォームを一体化させ、メールをクリエイトアコードまで送る形で対応していたため、メール送信通知の本文の編集が不可避です。
更に、代わりに添付ファイル等で同意フォーム部分と別で分けた場合、セットで管理しなければ「不正していないですよ」という証拠としては弱くなってしまうことから、一体化させる必要もありました。
メール送信通知の本文の編集に対応していても高かったこともあり、formzu(フォームズ)を選びましたが、最大文字数の制限があることから、結果としては同意書の内容すべてを入れることは難しく、個別部分のみを同意書に組み込み、共通部分は同意書に組み込むのをやめました。共通部分は「URLから最新の情報を見てね」という形にしています。
本来であれば、同意時点の中身を保存した方がいいのですが、細部の変更があっても大きな変更点には繋がらないこと、双方にとって不利益につながる内容の変更はできないこと、日数の変更があっても協議で対応できることから、このような仕様になりました。
今回のシステムメンテナンスのメイン部分がこれで、あとは内部事情になりますので、今回のお知らせはこれで以上となります。
今後もクリエイトアコードをよろしくお願いいたします。
以降は、詳細を知りたい人向けコンテンツです。
なんで仕様変更に至ったのか。経緯をざっくりと説明。
ざっくりと書いてはいるけど、それなりにボリュームはある。
すべてのきっかけ「Gmailのメールアドレス宛に送信すると迷惑メールフォルダに入ってしまうので、メールサーバーだけ別なサービスに変更した」
ぼやきでしかないんですが、軽く説明すると「SPFだけじゃ駄目でDKIMがないと迷惑メールフォルダに入ってしまうので、対策したっけ、その後でエラい目に遭った」ってことなんですが。
「SPF、DKIMって何?」という人は、ざっくりと言うと「このメールアドレス(ドメイン)は問題ありませんよ。偽装でもなりすましでもないですよ。という証明のための仕組み」だと思ってもらえれば大丈夫だと思います。
さくらインターネットのレンタルサーバー利用者・愛用者ですが、DKIMに早く対応してくれませんか?
あのスペック感を考えるととても安い利用料なので、高望みとはいえますが、Gmailのメールアドレス宛に送信すると迷惑メールフォルダに入ってしまうのは致命的と言っても過言ではないように思います。SPFだけじゃ駄目なものがある以上、対応は不可避のように思います……!
価格が値上げしても構わないので、本当に、切実に、お願い申し上げます……っ!
サーバー「ホームページがあるサーバーとメールサーバーが違うから、怪しいし、拒否するね」→自動返信メールは届くのにそれ以外のメールが届かない。
自動返信メールも届かないなら問題に気づくのに、「自動返信メールは届くけど、クリエイトアコードにはメールが届かない」という事態になってしまっていました。利用頻度が低いから気づきにくいのもあったけど、たまたまサービス購入前同意書のためにテキストチャットでやり取りしていなかったら、まだ気づかないままだったのかも……。
WordPressサイトのメールSMTPサーバの設定を変えられるプラグインで設定を変更する→ログイン通知等の他のWordPressサイトからのメールが届かなくなる(正確にはエラーメールが届く)
「そういえば、いつも届くログイン通知メールが来ないね?」と探していたら迷惑メールフォルダに入っているエラーメールを発見しました。エラーメールすら迷惑メールフォルダ判定される(異常に気づきにくい)Gmailに思うところがないわけではないのですが、それよりも、メールフォームは良くても他が駄目なんじゃ、手詰まりでは……と思い、色々調べながら試行錯誤することに。
原因としてはSPF設定等の不整合のようでした。(英語を日本語訳しながら解釈した)
最終的に、ログインにも使われるメールアドレス・メールフォーム用のメールアドレス・管理者ユーザーのメールアドレスを全部同じメールアドレス(メールフォーム用のメールアドレス)に変更して解決に至ったのですが……。
「メールフォームのメールアドレスで、ログイン用や管理者ユーザーのメールアドレスがバレる可能性があるのってどうなの?」と思うと別々にしたかった。
「書かなきゃバレない」話ではあったのですが、悪意のあるユーザーなら余裕で見つけるし、一通メールフォームからメールを送ればメールアドレスが分かるなら、大量に迷惑メールを送りつけるとか色々できちゃいますよね。なので、注意喚起も含めて敢えて書いた。
他プラグインも仕組み的には同じで使えず、外部のメールフォームサービスに乗り換えることを決意。
これで経緯説明は終わり。
結果、プラグイン「Contact Form 7」からサービス「formzu(フォームズ)」に乗り換えました。
「サービス購入前同意書」がなかったら、無料や別のサービスでも良かったのですが、サービス購入前同意書のシステムがメールフォームを利用しており、「メール送信通知の本文内に同意書の中身をコピペして設定する」ことで成り立っている(注1)都合上、『メール送信通知の本文のカスタマイズが不可避』でした。
無料サービスでは、いずれも対応しておらず、有料サービスでもformzu(フォームズ)以外はあまり対応していないか月額費用が若干高かったので、最終的にformzu(フォームズ)に決めて乗り換えました。
(注1)…同意書の中身をコピペして設定しておくと、メール送信通知のメール本文が同意確認付きになるため、これをPDF化して送るだけで良くなる。実のところ、今まではフォームが無料だったから、この方法の方が良かったんだけど、今は結局メールフォームが有料になったから、相手側の登録が必要ない電子契約サービスを使う方がシンプルで良かったかもしれない。でも、結局お問い合わせメールフォームは必要だったから、問題解決のためにはこれで良かったと思います。電子契約サービスにはある件数制限もない(緩和される)し。
あと、個人的な話ですが、電子契約サービスは「契約書の見た目」にどうしてもなっちゃうので、同意書画面自体の見た目は自由にカスタマイズできる分、同じくらいボリュームがあっても、今の形の方が多少は読みやすいのではないかと思う次第……。
結果的には、フォームの管理が大分楽になりました。
前はHTMLソースで作っていたし、必要に応じてカスタマイズもしていたし、埋め込みフォームにして「URLパラメーターに応じて選択項目の初期値を変える」ができなかったし……。
これらの問題点が解決されたので、ランニングコストを上げた分のメリットは得られています。
Contact Form 7でもURLパラメーターに応じて選択項目の初期値は変更(設定)できるのですが、埋め込みだとできなかったので……。少なくとも、ぼくはやり方を見つけられませんでした。その結果、ほぼ同じ内容のメールフォームが量産されていて管理も面倒に感じていたので、管理コストは大分軽くなっています。

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