WordPressの階層構造で気になるところが…「ホームページの階層構造」の話

ホームページ(Webサイト)が生まれた経緯は、HTML(マークアップ言語)の起源から分かります。
簡潔に言うなら、「膨大な資料や論文をより簡単に研究者同士に共有できるようにするために生まれた言語」です。

今はコーポレートサイトやブログサイトなど、資料や論文以外でも様々なコンテンツのホームページがインターネット上にありますが、起源は論文のWeb版(すごいざっくりと言いましたが…)です。

そのため、Googleの検索エンジンとは関係なく、「分かりやすく、目的の情報を共有すること」がWebサイトの本質と言っても過言ではありません。

今回は、主にホームページの階層構造についてまとめました。

目次

ホームページ制作方法の進化

今でこそ、CMS(例:WordPress)・ノースコードツール(例:Wix、STUDIO、Jimdo、Ameba Ownd、Webnode)のサービスが増えてきたことで、ホームページ(Webサイト)の制作のハードルが下がっていますが、一昔前はCSS(スタイルシート言語の一つ)もなく、HTMLでレイアウト・装飾も含めて対応していた時期がありました。

年々改善されていき、HTMLでマークアップを行い、CSSでレイアウト・装飾を行うように用途が分かれ、セクショニングコンテンツ(セクション関連)のタグが増えたことで、本来の「論文」という形が、より実現しやすくなったとも言えます。

その結果、制作コストと保守管理コストが一から全て対応することに比べて抑えられるため、大切なコンテンツにより力を入れられるようになりました。

ホームページに大切なのは「コンテンツ」です。

ホームページ(Webサイト)の階層構造

ホームページ(Webサイト)の階層構造は図1のようにフォルダとファイルのイメージで説明すると、
トップページが第一階層となり、第二階層、第三階層と、フォルダ中にファイルを入れるイメージで階層が深くなっていきます。(図1参照)

図1.Webサイトの階層構造例。トップページが第一階層、その次の階層が第二階層。フォルダ中にファイルを入れるイメージで階層が深くなっていきます。

HTMLでホームページを作成した場合、上記のように作成することで分かりやすくなります。

WordPressで作成したサイトの階層構造の問題点について

WordPressの場合は、HTMLで作成したホームページの階層構造(前述「ホームページ(Webサイト)の階層構造」参照)とよく似ています。
ここまで同じであり、WordPressの管理画面上から作成している以上、あまりにもおかしなことをしない限り、おかしな階層構造のホームページを作成してしまうリスクは低いでしょう。

ですが、最大の問題点としてクリエイトアコード(夜空きり)が考えているのは、
ブログのカテゴリーのデフォルトで「category」という階層が含まれますが、「category」にはコンテンツが存在していないため、「サイトURL/category」にアクセスすると404エラーになってしまうことです。(図2参照)

図2.WordPressサイトの階層構造例。トップページが第一階層、その次の階層が第二階層。フォルダ中にファイルを入れるイメージで階層が深くなっていきます。ただし、WordPressの場合はデフォルトで「category」という階層が含まれますが、コンテンツが存在していないため、「サイトURL/category」にアクセスすると404エラーになってしまいます。

この場合の解決方法は「category」を削除することです。
解決方法についてを本ページで書くのはこのページの内容からズレてしまいますので省略します。
気になる方は、ページボリュームが中々多いのですが、WordPressのカスタマイズに関するまとめ記事がありますので、ご一読ください。

ホームページ(Webサイト)の階層構造を分かりやすくすることは、閲覧者にとっても分かりやすく利用しやすいホームページになるということ

コンテンツが分かりにくい場合は、「分かりやすく利用しやすいホームページ」とは言えないと思われますが、少なくとも、ホームページ(Webサイト)の階層構造を分かりやすく設計することで、閲覧者にとっても迷いにくいサイトになりますので、意識してみてホームページ制作を楽しんでもらえたらと思います。

自分でホームページを作ってみたいけど、勉強サイトを見てもよく分からなくてお困りの方は、ぜひ「Web技術サポート・Webコンテンツサポート」をご利用ください。

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サイト運営者

クリエイトアコード

ホームページリニューアル・制作・改善+SEO・Web集客のお手伝い屋さん【Web技術サポーター&Webコンテンツサポーター】

ソフトウェア&ゲーム開発会社でプランナーとして従事しながら、ディレクション・マネージメント、資料作成の知識を6年かけて実践形式で学ぶ。その後はリサイクルショップのWebサイト担当者として従事しつつ、5年半かけてSEOやWordPressの実践形式での研究を深めた。2020年に転職をした会社でも、兼業フリーランスとしての活動でも、SEOやWordPressとディレクションやマネージメントの知識を活用し続け、知識と技術の向上に努めていたが、様々な人のお悩み解決をしていきたいという思いが強くなったため、2022年5月に専業フリーランスになり、累計で9年以上実践し続けたSEOとWebサイト制作の知識・経験・技術を活かし、サービス向上に奮闘しながら「人と人を調和し、創造を支援する」ことを目的に「訪問者に届けるコンテンツを作る」お手伝いをするための活動をしている。

ソフトウェア&ゲーム開発会社時代に「抑うつ状態」と診断され、数年かけて寛解。寛解後の体力向上と独自の認知療法は今も続けている。無理をした働き方をしたために自律神経のバランスが乱れやすいこと、精神的にダメージを負ったこともあり、同じような人が苦しまずに働くことができるよう、自身を実験台に無理をしない働き方の確立を目指している。


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