WordPressのプラグイン「Hide GTM Code」ページ
本ページでは、2022年12月20日に公開(リリース)したWordPressプラグイン「Hide GTM Code」に関する情報を公開しています。
概要
このプラグインで実行している内容はとってもシンプルで大きく言うなら次の3つです。
- Googleタグマネージャーのコードをテーマに影響されずに、ページ表示速度に影響を与えることなく挿入する
- ログイン中の測定をログイン中はGoogleタグマネージャーのコードを出力させないことで防ぐ
- Googleサーチコンソール+Googleアナリティクスのみの利用に対応
他のテーマやプラグインに干渉しにくいと思われます。
よかったら、使ってね!
注意事項
このプラグインでは「wp_head」「wp_body_open」の関数を使用してコードを埋め込んでいます。そのため、この関数の呼び出しがテーマ側に存在しない場合は埋め込みができず、プラグインの利用はできません。もし、プラグインで設定しても反映されない場合は、テーマのheader.phpファイルをご確認いただき、指定の関数が呼び出されている状態(「wp_head()」「wp_body_open()」の記述がある状態になっている)かをご確認ください。
キャッシュ系プラグインを使っている場合、本プラグインをご利用の際にプラグインのバージョンを上げても、キャッシュの期限が切れるまで状況が変わらないことが懸念されます。
そのため、特にGoogleサーチコンソールの所有権の確認を行っている方は、設定変更およびバージョンアップをしたときに念のためキャッシュクリアしてから所有権の確認をお試しいただくことを強く推奨します。
サーチコンソールの所有権の確認を行っている方は、次の確認を行ってください。
(1)SWELLの「スクリプトの遅延読み込みさせる」が有効な場合で「遅延読み込み対象にするスクリプトのキーワード」に下記の記述が含まれていたら削除してください。
googletagmanager.com/gtag/js
googletagmanager.com/gtm.js
gtag(
(2)サーチコンソールの所有権の確認を今までタグマネージャーで行っていた場合は、「アナリティクス」に切り替えて所有権の再確認を行ってください。
バージョン1.0.9から、GA4のみの利用に対応しました。また、設定初期化機能も追加しています。設定初期化機能を使った場合、プラグインのすべての設定が消去されますので、ご利用の際はご注意ください。
Googleサーチコンソールからのインポートで設定した方で、連携が切れてしまったときは、歯車アイコン「設定」から、「Google Search Consoleのアカウント」で切断をしてから再度サイトの追加からインポートしてみてください。
- Bingウェブマスターツールの仕様により、時間経過と共に解決する保証はできません。
- 対応した限りではデータの初期化等は起こっておりませんが、本作業に伴い不都合が生じても責任は負いかねますこと、予めご容赦願います。
Cookie規制(GDPR、CCPA)対応について
本プラグインは、Cookie規制(GDPR、CCPA)周りについては配慮ができておりません(一部のプラグインはなんとかなるけど、同意状況をどのように取得したら良いのかが分からない)ため、日本国外ユーザーの閲覧もある場合や日本国外のCookie規制を気にする方、日本国内でも、ECサイトや広告周りを利用してご自身でCookie規制の対応が難しい方のご利用は念のためご遠慮いただくことを推奨します。
日本の場合は下記の通り(アコーディオンのため、内容は開いてご確認ください)となっていますが、対応に問題がないかどうかについては、念のため、各自でご確認の上で、本プラグインをご利用いただきますようお願いいたします。
法改正の影響でどんどんCookie規制が厳しくなった場合、本プラグインの提供継続が難しくなってしまう可能性を否定することはできませんが、同意状況の取得ができるかどうかなどの対応も見つつ、なるべく継続的に提供を続けていけたらと考えています。
(少なくともファーストパーティCookieであるアナリティクスに対応したので、しばらくは大丈夫だと思われます。法律の改正や規制の動きに関する情報を仕入れつつ、適時Cookie規制への対応を実施していただけたらと存じます)
ファーストパーティCookieについて、規制の対象外となっていることから、広告のためにアナリティクスを利用せず、Webサイトの計測のみの状態かつアナリティクスの連携のみで使うなら問題はないはずです。(クラリティはファーストパーティCookieとサードパーティCookieの両方を取得していることから、当方では利用の責任を負いかねます)
Cookie規制(主に、サードパーティーCookie)の対象となるCookieの利用を行う場合には、Cookie情報・送信先・利用目的といった情報を本人に通知する仕組みを導入するかCookieポリシーを公表するなど、利用者が容易に知りえる状態に置く必要があり、これは広告識別子、広告IDなども対象となることから、注意が必要です。
通知する仕組みや容易に知りえる状態に置くということは、表現としては曖昧ですが、プライバシーポリシーにCookieに関するポリシーを含めさせて、ホームページを閲覧するときに「ここに記載していますよ」と通知を出せば、要件はクリアできるはずです。公表であれば、プライバシーポリシーにCookieポリシーを含めて、リンク名を「プライバシーポリシー・Cookieポリシー」のようにすることで達成とみなせるかと存じます。通知に関しては、このプラグインのみでは要件を満たすことができませんが、別のプラグイン(例:CookieYes)と組み合わせるか、分かりやすい形で「Cookieポリシーはプライバシーポリシーを見てください(可能なら全ページの上部に)」という説明文章を書いておけば、要件を達成することができます。
[GA4] ウェブサイトでの Cookie の使用 – アナリティクス ヘルプ
https://support.google.com/analytics/answer/11397207?hl=ja
【2025年版】Cookie規制とは?日本の状況・影響・対策方法まで解説
https://www.ebis.ne.jp/column/cookie/
個人情報保護法改正で変わる!Cookie規制を弁護士が解説
https://web-lawyers.net/cookie_personal_data/
電気通信事業法改正によるCookie規制を弁護士が解説
https://web-lawyers.net/cookie_rule/
プラグインのダウンロード
以下のWordPressプラグインページからダウンロードしてください。