2年ぶりにサイトの大規模リニューアルをしました。
クリエイトアコードの事業用サイトのVer3へのリニューアルを2025年に実施し、2025年6月に完了しました。
他にも細かい対応などを行っていたため、お知らせが遅くなりましたが、やっと落ち着いたので、お知らせ記事を書こうと思います。
もう、お知らせどころか、大規模リニューアルの解説や裏話のまとめページのようなものと化してますが、よろしければ、ご覧いただければ幸いです。
リニューアルの経緯について
今までのリニューアルでも根本的な課題である「デザインができず適した素材も見つからないこと、視覚的に情報量が多い状態からまとめるのが難しく、分かりにくくなってしまっている」の解決はお金を出してデザイナーにデザイン制作を依頼する他にないと考え、デザイン制作を行った場合はデザインに合わせて作り変える必要があることから、リニューアルの必要性を強く感じていました。
デザイン依頼費の捻出が難しいことから対処療法のようなもので2023年に自分なりのリニューアルは実施していますが、それでも根本的な課題の解決には至っておりませんでしたので、今回は、デザイン依頼費の捻出も可能であると判断したために、デザイン制作依頼を考慮して2024年から依頼先(発注先)を探すのに動いておりましたが、なかなか発注先が決まらず……。
クリエイトアコード自身がこだわりを持っていたということもありますが、クリエイトアコードが実装を担当することから、「基本的な設計はクリエイトアコード、デザインはデザイナー、実装はクリエイトアコード」の体制でできる人が見つからなかったのが、見つからなかった要因としては大きいです。
なお、ロゴについては2024年6月時点には変わっていました。
2024年11月~2024年12月頃でしょうか。チームとして一つのサイトをリニューアルするという仕事があり、そこで出会ったWebデザイナーと一緒にサイトを制作していて楽しかったのと、協力している感じが良かったと感じていたことから、2025年4月くらいに情報を整理した後、思い切って「これを見やすくまとめてほしい。必要な素材やパーツのデザインを作ってほしい」と打診したところ、自身が望んでいた提案をもらえたことから、正式に発注を決め、デザインを作ってもらうことになりました。
デザイン制作を依頼した結果について
文章量が多いのが必ずしも悪いことではなく、丁寧かつ過不足なく情報を相手に与えるためのものでもあるので、このさじ加減は本当に難しかったんじゃないかなと思っています。大変お手数をおかけいたしました……。
でも、一緒に仕事をしている分、当方の人柄などが伝わっているからでしょうか。できあがったデザインが「まさにこれ! これ、すごく『ぼく』って感じが出ているけど、お客さまが欲していること、ぼくが伝えたいことも伝えられている!」という感じでとても良かったです!
お気に入りは、RPGゲーム風のドットっぽい感じでまとまっているデザインと、整理を示すパズルゲーム風のデザイン。
あとは、下に画像を貼ったけど、このキャラクターです。


これらは、なんか、ぼくっぽくて気に入っています。
(愛用のノートパソコンも黒だし、ドラクエとテトリスも好きだしね!)
それに自分でも創作活動をしているので、そのあたりが出ている感じも気に入っています。
このドット絵のキャラクター、デザイナーから情報をもらいました!
「ちもん(X:@untimon)」さん作のドット絵イラストでした。かわいいね!
SNSやチャットツールやグループとかのアイコンにはしないけど、仕事でも使いつつプライベート利用がメインのLINEと大体顔を合わせているであろう一部のチャットツールのアイコンにしようかな。よし、変えよう! 変えた! 本当にこのキャラ、なんかぼくに似ている気がするんだけど、かわいいなぁ。
(SNSで使っているアイコンについての補足・余談:「利用ルール上、曖昧である」と感じたというのは否定しませんが、それよりも、今「夜空きり」として使っているアイコンは、長年使っているアイコンで、もう「夜空きりのSNSアイコンはこれ」って感じで定着しちゃっているだろうからブランディング的に変えたくないんですよね。新しい名刺にもアイコンを載せているくらいだし。あと、作ってもらったからと使っている創作アカウント以外では今後も人物画像は使わないつもりです。実は、創作アカウントも長年使っているアイコンも含めているので、人物アイコンじゃない創作アカウントのアイコンを入れても分かるようになっています)
【余談】OGP(アイキャッチ)画像も新調したよ
今までのを無理に直すつもりは面倒なのでありません(今も閲覧数が多めな記事や頻繁に最新の情報に更新する記事は対応しようと思っています)が、前から気になっていたので、今回のリニューアルを機に、OGP(アイキャッチ)画像を新調しました。
これからの投稿は新しいOGP(アイキャッチ)画像で投稿していきますので、よろしくお願いいたします!
なお、全カテゴリー、すべて別々の画像にしたのですが、ネタ切れが酷く大変だったので、一点だけ、当方が画像を加工してでっち上げた画像が、こちら。
(実は、夜空きり、プロ並みではないけど、こんな感じでドット絵や画像の加工技術を持っています。事業用サイトの中で使用しているいくつかの画像はもらった素材の中から組み合わせて作っています)
キャラクターの黄色のキラキラがなくなってます。あと、こいつ、寝ていますよね。
この画像、カテゴリー「雑記」の画像の切り抜きなんですが、「このときくらい、ゆるゆるでいいよね(元々そういうカテゴリーだし)」と思ったので作りました。勝手に作って(改造して)ごめんなさい。

今回、クリエイトアコードの事業用サイトのデザイン制作をしてくれた人は?
今回、クリエイトアコードの事業用サイトのデザイン制作をしてくれた人は、デザイナーのともかさんです。
ふんわりした雰囲気で優しいデザインも多く作られていますが、相手のことをきちんと考えたデザインを作っているデザイナーであると、ぼくは信頼しているデザイナーです。
実際に、クリエイトアコードの事業用サイト、夜空きりに会った人がどう感じているのかによっては意外に思う人もいるかもしれませんが、客観的に「ぼくの良さ」を正しく伝えてくれていると考えていますので、これからも一緒にお仕事をするのが楽しみです。特に、独立以降はデザイナーと一緒に制作することはほぼなかったので、本当に有難い限りです……!
当方自身はなるべくデザインに歩み寄る方針ではいますし、どうしても難しい場合は説明・共有するなどのフォローももちろんするものの、ぼくが実装中に運用・管理・実装コストとの兼ね合いに伴う相談を何度かしても、その度に真摯に向き合っていただき、「一緒に協力して制作している」と実感できるデザイナーは今まで出会ったことがなかったので、ともかさんには本当に感謝しています。
よろしければ、今後ともよろしくお願いいたします。
ともかさんの事業用サイトもよければ見てね!

クリエイトアコードの事業用サイトがVer3になり、サービス開発・運用に集中できるようになりました!(お知らせ終わり!)
クリエイトアコードの事業用サイトがVer3になったことで、今までの課題が解消され、デザイン面に悩むことが減ったため、サービス開発・運用に集中できるようになりました!
今後も良質なサービスを提供していくため、お客様のお手伝いをしていくため、無理がなく継続できる内容を…と考えております。
これからも運用しやすくWebマーケティングも考慮したホームページを目指してサポート活動に取り組んでいきますので、ホームページ・WordPressでお悩みがある方は遠慮なくご相談ください。
お知らせは以上となります。
今後ともクリエイトアコードを何卒よろしくお願いいたします。
クリエイトアコードの事業用サイト、よかったら見てみてね!

ここから本編とは関係のない【裏話】だよ!
【裏話1】今回のリニューアルを機に、事業用サイトと事業用ブログで使用するテーマを分けました。
デザインに合わせて制作するにはSWELLだとカスタマイズを沢山しなければ難しかったため、URL上、サブディレクトリに事業用ブログを設置しても問題がないと判断したこともあり、今回のリニューアルを機に事業用サイトと事業用ブログを切り分けることにしました。
それはいいんだけど、WordPressのフルサイト編集の適用に伴うWordPressの仕様の大きな変化については想定外だったこともあり、テーマを分けて運用することは想定していなかったので、SWELLの独自ブロックを有難いと思って使っていたから、固定ページだけでも引っ越しがすごく大変でした。
というより、大変だったのって、固定ページが40ページ弱もあったのが大きいと思うんだ。
切り離したとき、ここが大変だったよ(1)
ブログやサイトのSWELLの関連記事がエラー表示になるんだけど、記事(固定ページ)の検索じゃ分からないので、目視で探すしかないところ。URLも引っ越し時に変わっちゃったのは失敗したなぁと今でも思っているんだけど、URLでなんとか探して直してって感じで結構大変だった……。
切り離したとき、ここが大変だったよ(2)
SWELLのブログパーツ、超便利って思って使っていたんだけど、ブログパーツはSWELL特有のものなので、そのまま引っ越し先に流用ができなかったところ。
幸いにも、実装時(移植時)にもコンテンツの再見直しもしていたから、パターン(同期)登録し直すこと自体はそこまで苦じゃなかったんだけど、ブログ側にあるブログパーツの「いらないもの」が分からなくて、消すのに慎重にならざるを得なくて、それが気を遣って大変だったなぁ……。
【裏話2】デザインと異なるところについて
「デザインをもらう前にしっかり詰めてすり合わせるべきでは?」と言われたら、正直返す言葉はないのですが、今回の場合は、もらったデザインから大きく変えてはいなくても、実装と同時に更なるコンテンツの見直しをしていたこともあり、その部分はどうしてもデザインから変わってしまっています。
また、その場では気づかなかったのは申し訳ないことをしたなと思いつつ、デザインの再現をしようにも、デフォルトや使用しているプラグインの都合でカスタマイズなしにはできない部分がありまして……。運用・管理の都合で「なるべくデフォルトの仕様に合わせる」方針で作りたかったと考えていたこともあり、なるべく雰囲気は合わせるために角丸にするなどでCSSで調整はしていても、いくつかの要素はデザイン通りにはいきませんでした。
もらったデザインはとても良いものであるということの証左として、比較してもらえるようにデザインデータも見れるようにしたらいいのかもしれないけど、そこまではしません。変更点については、なるべく文章で書きます。ご容赦ください。
「思ったよりも、デザインと異なるところが多いな」って言わないで……!!
変えた理由はあるとはいえ、正直、当方の力不足によるところは否定できませんので……。その点に関しては本当に忸怩たる思いです。精進します。
【補足・余談】今回は依頼者(発注者)と実装者が自分であり、必然的にディレクション判断も自分という特例だった
今回は依頼者(発注者)と実装者が自分であり、必然的にディレクション判断も自分だったので、正直に言ってしまえば「自分がOKと言えばそれで良し」というところはあります。金額的にも今後も運用をしていくことを考慮していたこともありデザイナー監修(チェック)までは依頼していませんでしたので。
【補足・余談】デザインと実装の完全一致の難しさについて
いずれにしても見ているデバイスにより多少の差異は生まれてしまうこと、WordPressがいくらフルサイト編集という形で柔軟に対応できるようになったとしても、デザイナーもWordPressでサイトを構築できるほどに熟知していないとピクセルパーフェクトの完全なる実現は難しく、さらに言うなら、運用・管理・実装コストも総合的に判断して取捨選択もしつつデザインも配慮するのも至難の業だと個人的には思うのです。
正直、デザイナー一人でいいじゃんという話になるけど、考えている脳の領域が違うと思うから難しいと思うんだよね。
特にスライダーはプラグイン(特に無料のやつ)じゃ完全一致で対応するのは難しいと思う。
でも、プラグインじゃ無理ということは自前で実装不可避であることから保守管理・メンテナンス契約が必須ということでもあるわけで。テーマ制作者もプラグイン制作者でもなく、保守管理・メンテナンス契約すらしていないなら、将来的に想定することが難しい内容まで無償で面倒を見るのは難しいですし。
いずれにしても、前述のように、どうしても見ているデバイスによって多少の差異は否めませんし、マージン・パディング・フォントサイズ等のルール設計はいずれにしても必要になりますので、予め「良いデザインになるように」配慮して設計されているであろう使用するテーマの設定内で選べる中で近しい値・ルールで設定をする方が結果的に良くなると当方では考えています。
(どうしてもデザインと大きく異なるなと感じた厳しいところは、スペーサーブロック等を活用して工夫して対応するという手もありますし)
【補足・余談】スライダーについて
今回依頼したのは「Home」と「ホームページ改善・改修サポート」のサービスページの2ページだったため、実績ページはデザイン制作の要件外となっていました。そのため、デザインはもらっていないのですが、制作実績の所はスライダーの方が良いと判断して、スライダーにしています。
実装時はプラグインで対応しているスライダーを使っていますので、もらったデザインのスライダーの通りではありません。使う場所も違うし用途も違うことからデザインと合わせる理由もないのでほぼデフォルトのまま(矢印もいらないのでパーツの色だけ変えた)です。
ただ、正直に言うと、文章の途中に入れる1列のブログカードとは違って納得がいっていないので、もう少し何とかした方が良いと感じています。
そのため、実績・お客様の声のところは、画像+説明文を独自で作ってリンクを貼った方が見た目がキレイかもと思うので、そのように対応しました。
【補足・余談】サイトマップについて
「ハンバーガーメニューを開いたときのメニューはこんな感じ」「迷いにくい」がコンセプトです。
だとしたら、結構重要なページなはずなのに、現時点では超シンプルなページになっているので、せめて背景色を青色にするとか、なんかこう、やりようはあるよね? と今更ながらに思ったので、もう少し整えました。
今後の制作においては、運用面や実装コストも踏まえて時には代案も出しつつ、デザイナーと適時すり合わせを行いながら協力して対応し、最終的にデザイナー監修(チェック)を経てディレクター判断を仰ぐというやり方で対応していきますので、今回のような変更点が多いことも、また表に出ることもほぼないのでは、と考えています。
デザインと異なるところ一覧
【】の中に理由(都合)を明記してみました。
全部「個人的な都合だろ」と言われちゃうと返す言葉はないのですが、一応、【仕様の都合】【要件の都合】は致し方なかった部分であり、【実装コストの都合】【制作時間の都合】は個人的な都合による部分であると認識して明記しています。
- 全体的なマージン・パディング【仕様の都合】
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設定の範囲内で対応しているので、ピクセルパーフェクトというわけではありません。
テーマの仕様内で選べる中で近しい値・ルールで設定をするという形にました。
どうしてもデザインと大きく異なるなと感じた厳しいところは、スペーサーブロックを活用して工夫して対応しています。 - 全体的なコンテンツの大きさ・文字サイズ【要件の都合】
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大体のサイズは合わせたけど、ピクセルパーフェクトというわけではありません。
デザインよりも大きめところがあるのなら、それは、対象ターゲットの年齢層を配慮した結果です。
今回、スマートフォンのデザインは一部の提供でしたが、それでも、スマートフォンはおそらくデザインよりもやや大きめになっているのではないか、と思っています。 - 一部のスライダー【要件の都合】
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「特徴」のところは、本当はスライダーだったのですが、ここは目的・用途を考えてスライダーではない方が良いと判断してスライダーにはしていません。
- ページ内リンク【要件の都合】
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実装しながらもコンテンツの見直しをした結果、少なくとも、ぼくの事業用サイトの場合、ページ内リンク自体、極力使わないようにした方が良いと判断したのでなくしました。その結果、使われることがなくなってしまいました……。
- FAQのページ内リンク【要件の都合】
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「ページ内リンク」のデザインがボタンっぽくて押せるものって分かりやすく、「このまま使わないのも勿体ないなー」と感じたこともあり、「ページ内リンク」のデザイン一部を使用して作成しました。
- 利用の流れのコンテンツ【仕様の都合】【要件の都合】
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本当は、横に線があったんです。2列のデザインでした。
このデザイン通りに作れなくはなかったものの、文章が長かったのでスマートフォンのときに読みづらいし、スマートフォンでは1列にカスタマイズした際の横の線を消すのもカスタマイズがややこしくなるなと懸念した結果、デザイナーに相談の上、1列のデザインの方向性を提案してもらい、1列のデザインに変更しました。
ただ、今回は作った後のデザインの監修はお願いしていませんでしたので、この部分はデザインにできる限り合わせて自分で独自で作ったものになります。 - フロントページ(Home・トップページ)以外のページのメインビジュアル(タイトル)部分【要件の都合】
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Home以外のページのメインビジュアル(タイトル)部分が「押せる」見た目だと思ったので、RPGゲームのメッセージウィンドウ風になるように変更しました。
小ネタ。
気づいている人がどれくらいいるのかが分からないのですが、Homeのメインビジュアル、「押せる」見た目だと思ったので、実はリンクになっています。 - グローバルメニューの「資料ダウンロード」ボタンとハンバーガーメニュー【要件の都合】
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実装中にもコンテンツの再見直しをしていたのですが、「クリエイトアコードの事業用サイトに訪れる人は何の情報を得たいのか?」と考えたときに、「まず、真っ先に資料ダウンロードをしたいと思うか?」という問いには「No」と思ったので、今回のリニューアルを機に、なくしました。
資料ダウンロードするとき、こちらも興味を持っていただいているのかどうかを知りたいので、フォームから申請してもらう方式にしているのですが、まずハードルが高いですし、先にホームページを一通り見るのではないかと思うと、ファーストビューにあっても効果は薄いな、と。ある程度コンテンツを見てもらってから訴求した方が効果的だと考えました。
お問い合わせボタンがないのは元からです。資料ダウンロード同様、まずは一通り見ないと「お問い合わせする」という選択をすることはないだろうと思ったので。実装コスト・対応スケジュールの都合がないとは言えないのですが、個人的には元々ハンバーガーメニューは否定的でした。
ハンバーガーメニューが当たり前のように使われている今では、そこまで否定的という程ではないのですが、「安直にハンバーガーメニューを選ぶのではなく、ユーザーにとって使いやすく分かりやすいメニューにしたい」というのは元々ありました。そのため、「人柄も何も分からない当方のサイトを見る人がいきなりサービスページに直接アクセスすることはあまりないのではないか、同様に、ずらーっと並ぶメニューの中から探すという手間をかけてくれるのだろうか?」と思うと、必要なメニューは「Home(戻るために必要)」「運営者情報(どんな人なのかを知るために見たい)」だけなんじゃないだろうか、と。さらに言うなら、なんのためにユーザー用のサイトマップがあるのだろうか?と考えたときに、「Home」「運営者情報」「その他メニュー」があれば、困ることはないし、アクセスしやすいのではと思うと、この3つのためにハンバーガーメニューを設置する必要性はあまり感じられなかったので、今回はハンバーガーメニューの使用はやめました。アイコンの設置の必要性も特に感じなかったので、テキストリンクのみというシンプルさですが、将来的に、当方の知名度が上がってきたので直接サービスページに行くこともあるなど、需要に変化が生まれたら、ハンバーガーメニューを使用することはあるかもしれません。
- リストのアイコン【実装コストの都合】
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本当はデフォルトのデザインでは再現の難しいデザインのチェックアイコンだったりしたのですが、正直、ここだけのために直す感じになってしまうことから、実装コストを検討した結果、デフォルトのチェックアイコンでもそこまで見た目に支障はないなと感じたので、デフォルトのものを使用することにしました。
ちょっと目立たないと感じたので、後日、チェックアイコンの色を変更しています。 - 途中にあるアラート系の枠(チェックリストのようなものとか)【制作時間の都合】
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言い訳のしようもないくらい、ここは完全に自分都合です。
オリジナルのカスタムブロックを作ればいい(でも、ぼくはまだ作れない)し、そうじゃなくてもCSSでアイコンを後付けするとか画像にするとか、やりようは色々とあったはずなのですが、諸般の事情(6月の指定の日までにリニューアルを完了させたかった)で時間がありませんでした。実装コストを考慮したわけじゃなくて純粋にここをデザイン通りにするための時間が足りませんでした。ただ、幸いなことに、デザインは異なるものの、プラグインのアラートブロックをにしてCSSで角丸に調整したところ、色味などが思ったよりもデザインに合っていたというか違和感がなかったため、「アラートブロックを設置してCSSクラスを当てはめて文章を書くだけでいい(または、他の既存のアラートブロックをコピーアンドペーストして中身を書き換えればいい)」という簡単さを考慮して、このままプラグインのアラートブロックを正式に採用することとしました。
- Homeにあるブログ記事一覧部分【仕様の都合】【要件の都合】
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今回のリニューアルで事業用サイトと事業用ブログは内部的には「別サイト」扱いになっていますので、プラグインを使ってRSSで記事一覧情報を取得・表示させる必要が生じました。
その結果、プラグインの仕様に表示内容を合わせた結果、デザインとは異なることになってしまいました。
もう少しデザインに寄せることはできなくはなかったのですが、今の方が「リンクである」ことは分かりやすいので、このままとしています。
【裏話3】その他の裏話
パフォーマンス調整に関して
パフォーマンスの調整はできる限りのところで終えています。
今でも、可能な限りスピードインサイト(PageSpeed Insights)「携帯電話」でもオールグリーン(欲を言うなら全部100)の状態にしたいし、コアウェブバイタルの3つ指標(LCP・FID・CLS)もその方が良いとも考えているのですが、正直、日本国外からの計測であるとされている特性を考えると計測した結果自体が参考値であり、日本国内ではない、遠い距離からでも高速でページを表示させることは現実的ではないし、極論を言うと「古き良き時代のHTMLだけで作った超シンプルな画像も何も使わないサイト」に近しい感じじゃないと達成が厳しいとすら考えます。テーマがデフォルトの状態でほぼプラグインを入れず、画像等の読み込みにも配慮するなら不可能じゃないんだろうけど、「テーマ(ジャンル)やターゲットユーザーに合わせて作ることができているのか?」を考えると難しいんじゃないかなと。
「ターゲットに合わせたWebサイト」「見た目にも適したサイト」と考えると、高パフォーマンスとの両立は難しいし、高パフォーマンスの方がいいにしても、高パフォーマンスを優先して他を犠牲にすることが必ずしもターゲットユーザーのためとは限らないだろうと考えた結果、今は悪い意味での完璧主義にならないように努めています。
クリエイトアコードの独自の基準としては「スマートフォンでWi-FiをOFFにした状態で閲覧したときに体感で閲覧で極端に遅いとか表示されないとか動作がもったりと重たく感じるとか、レイアウトが崩れた状態で読み込みが終わってしまうなどの問題がないこと」を考えています。
実際、前程じゃないけど、今のサイトもそこまで重たくないはず……!
正直、求められていることも年々増えてきているような状況で、パフォーマンス等の高スコアを狙おうとするなら、高パフォーマンスを専門に対応している専門家にお任せしないと厳しいと思います。少なくとも当方ではある程度までは対応できても、これ以上は厳しいです。
(Webサイト制作実績のクリエイトアコードの事業用サイト内「【2022年10月13日追記】Cumulative Layout Shift(CLS)について」に書いているのですが、もし、高スコアが出せるなら、メインビジュアル画像自体をなくすという愚行はしていませんよ……)
お問い合わせフォームのシステムの再変更について
実は一番最初はプラグイン「Contact Form 7」を使用していました。
Gmailのなりすましメール対策の強化に伴い、サービス「formzu(フォームズ)」に乗り換えていたのですが、Gmailのなりすましメール対策の更なる強化により管理者メールアドレスをGmailに指定すること自体が厳しくなったと感じたこととフリーランス新法の影響で通知メールの文字数がどうしても超過してしまうと感じたことから、再度お問い合わせフォームの切り替えが必要だと考え、今回のリニューアルをきっかけに再度システムを切り替えることとしました。
WordPressのお問い合わせフォームのプラグインを改めて使うことにしたため、今回、選んだのは、プラグイン「Snow Monkey Forms」です。
仕事で使っていて「Contact Form 7」よりも良くも悪くも慣れてしまったというのも理由の一つですが、スタイルをあまり変更しなくても最初から「それっぽく」対応できることと、ブロックで設置できるのが運用や管理が楽だと感じたというのが選定理由としては大きいです。
「メールフォームのメールアドレスで、ログイン用や管理者ユーザーのメールアドレスがバレる可能性があるのってどうなの?」とは今でも思っているし、可能なら別々にしたかったという思いは今でもあるのですが、正直現実的ではないんですよね……。
管理者用とお問い合わせ用を分けてSMTP設定もそれぞれ設定することができるなら、まだ見込みもあるのですが、対応するプラグインがないので自前でプログラムを組むしかないですし。
本来では、Webサーバーもメールサーバーも同じにしたら管理者用メールアドレスとお問い合わせメールアドレスは切り分けても問題はないはずなのですが、同じだったとしても、今となってはSMTP設定をしないとGmailにはうまくメールが届かないということもあったりするので、そうなると今のWordPressのメール送信の仕組みはデフォルトではSMTP設定には対応していないので現実的ではないです。
(自前で対応するならできるけど、どちらにしても自分のサイトでやるならともかく、お客さまのサイトで対応するには運用・管理上のデメリットが大きいからプラグインを使った方が良いとも言えます……)
なお、改修完了が遅くなったのは主にこれから説明する「メールフォームのシステムエラーに伴うフォロー方法の構築」のせいだったんですが、
別件で対応しているときにお問い合わせフォームのシステムエラー時に検知する仕組みがないので、お問い合わせフォームが使えずに数日以上経過したときの機会損失をフォローする方法は多くはない(サイト全体のシステムエラー等の検知はあるが、お問い合わせフォーム「だけ」はないか有料か設定が難しい)のではないかと気づき、お問い合わせフォームのシステムエラーの検知をどのように行うのかのフォロー方法の構築と検証を行うことになったので、それの目途がついてから切り替えを使用とした結果、1ヶ月近く経過してしまいました。
再現を取る際、手っ取り早いのは「REST API」を無効化することだったのですが、もう一つが「Nonceの有効期限切れ」なので、それを待って、うまくいかないからと直したり、運用テストを実施したり……ということをしたら、時間がかかってかかって……。
AIアシスタント(Gemini)を使ってこれなので、技術力がぼくよりも高ければ、ここまで時間を要することはなかったかもしれませんが、悪戦苦闘・試行錯誤をした甲斐があり、実用に耐えられるものができました!
これについては、別途宣伝および詳細についても記事にしようと考えています。
色々まとめてはあるものの、記事を書くのに数時間は要すると思うので、いつ公開するとは言えず……。公開したら読んでもらえたら嬉しいです。
【裏話4】最後に
裏話まで読んでいただいた方へ、相変わらず長い文章で恐縮です。
それでも、読んでいただいた人、ありがとうございました!