クリエイトアコードが制作したプラグイン紹介
本ページでは、クリエイトアコードが実際に開発しているプラグインの紹介と今後の展開について紹介しています。
今後の展開
2025年3月現在、以下の開発を予定しています。
- WAF設定を有効にしているときに頻繁に保存エラーが出るため、対策用プラグイン(公式プラグインディレクトリでの公開を想定)→これは本当に困っているので作ろうと思っています。
以下の開発は未定です。
- サービス購入前同意書のPDF自動送付・保存対応プラグイン(ただ、頻度的にもそんなに頻繁にあるわけじゃないのと、今のやり方で個人的には問題はないということと、Gmail等の対策強化の影響でWordPressの管理者メールアドレスの設定に変化が生じたことで、事業用サイトもリニューアルするからお問い合わせフォームはプラグイン使用に戻せるかもと思うようになったことで、2024年3月現在は「もし作ったとしても、自分の分だけあればいいかなぁ……」という考えに変わりつつある。カスタマイズ方法だけ公開するとか別の形で対応するかもしれません)
以下の開発は断念しました。
SEOに関するWordPressプラグイン(クリエイトアコードが「必要」と思う機能だけのシンプルなWordPressを使用したWebサイト専用の解析プラグイン)→将来的にアナリティクスでの計測が困難になったとしても、他社制作プラグインもあることと、Search Consoleの使い方やお問い合わせ完了情報は別で取得できるというのもあり、制作コストと成果が見合わないことから断念。「Hide GTM code」のアナリティクスコード版→今後は「Hide GTM code」も含めてCookie規制(GDPR、CCPA)周りでGoogleタグマネージャーおよびアナリティクス、クラリティの利用が厳しくなっていく恐れがあること、同意情報をどうやって取得できるのかを考えると、新しく「Hide GTM code」と似たようなプラグインを制作することはできても維持が難しいと思い、断念しました。その代わり、名前は変えないものの、「Hide GTM code」の機能の一つにGA4のみの利用も可能とするようにコードを追加しました(バージョン1.0.9より実装)ので、よければご利用ください。
WordPressプラグイン
2024年2月現在、WordPressプラグイン1つを公開、1つを非公開で配布しています。
Hide GTM code
内容はとってもシンプルで、
- Googleタグマネージャーのコードをテーマに影響されずに、ページ表示速度に影響を与えることなく挿入する
- ログイン中の測定をログイン中はGoogleタグマネージャーのコードを出力させないことで防ぐ
以上!
そのため、他のテーマやプラグインに干渉しにくいと思われます。
よかったら、使ってね!

このプラグインでは「wp_head」「wp_body_open」の関数を使用してコードを埋め込んでいます。
そのため、この関数の呼び出しがテーマ側に存在しない場合は埋め込みができず、プラグインの利用はできません。
もしプラグインで設定しても反映されない場合は、テーマのheader.phpファイルをご確認いただき、指定の関数が呼び出されている状態=「wp_head()」「wp_body_open()」の記述がある状態になっているかをご確認ください。
本プラグインは、Cookie規制(GDPR、CCPA)周りについては配慮ができておりません(一部のプラグインはなんとかなるけど、同意状況をどのように取得したら良いのかが分からない)ため、日本国外ユーザーの閲覧もある場合や日本国外のCookie規制を気にする方、日本国内でも、ECサイトや広告周りを利用してご自身でCookie規制の対応が難しい方のご利用は念のためご遠慮いただくことを推奨します。
日本の場合は下記の通り(アコーディオンのため、内容は開いてご確認ください)となっていますが、対応に問題がないかどうかについては、念のため、各自でご確認の上で、本プラグインをご利用いただきますようお願いいたします。
改正個人情報保護法
ファーストパーティCookieについて、規制の対象外となっていることから、広告のためにアナリティクスを利用せず、Webサイトの計測のみの状態かつアナリティクスの連携のみで使うなら問題はないはずです。(クラリティはファーストパーティCookieとサードパーティCookieの両方を取得していることから、当方では利用の責任を負いかねます)
電気通信事業法改正
Cookie規制(主に、サードパーティーCookie)の対象となるCookieの利用を行う場合には、Cookie情報・送信先・利用目的といった情報を本人に通知する仕組みを導入するかCookieポリシーを公表するなど、利用者が容易に知りえる状態に置く必要があり、これは広告識別子、広告IDなども対象となることから、注意が必要です。
通知する仕組みや容易に知りえる状態に置くということは、表現としては曖昧ですが、プライバシーポリシーにCookieに関するポリシーを含めさせて、ホームページを閲覧するときに「ここに記載していますよ」と通知を出せば、要件はクリアできるはずです。公表であれば、プライバシーポリシーにCookieポリシーを含めて、リンク名を「プライバシーポリシー・Cookieポリシー」のようにすることで達成とみなせるかと存じます。通知に関しては、このプラグインのみでは要件を満たすことができませんが、別のプラグイン(例:CookieYes)と組み合わせるか、分かりやすい形で「Cookieポリシーはプライバシーポリシーを見てください(可能なら全ページの上部に)」という説明文章を書いておけば、要件を達成することができます。
参考ページ
【念のため、注意事項を追記及び更新(更新:2023年6月30日)】
キャッシュ系プラグインを使っている場合、プラグインのバージョンを上げても、キャッシュの期限が切れるまで状況が変わらないことが懸念されます。
そのため、特にGoogleサーチコンソールの所有権の確認を行っている方は、設定変更およびバージョンアップをしたときに念のためキャッシュクリアしてから所有権の確認をお試しいただくことを強く推奨します。
【Bingウェブマスターツールをお使いの方へのお知らせ(更新:2023年6月30日)】
Googleサーチコンソールからのインポートで設定した方で、連携が切れてしまったときは、歯車アイコン「設定」から、「Google Search Consoleのアカウント」で切断をしてから再度サイトの追加からインポートしてみてください。
(注)Bingウェブマスターツールの仕様により、時間経過と共に解決する保証はできません。
(注)対応した限りではデータの初期化等は起こっておりませんが、本作業に伴い不都合が生じても責任は負いかねますこと、予めご容赦願います。

Simple Code Minify
ページ表示速度の向上のためにMinify化させるためだけのプラグインを用意しました。
先人が作ってくれたコード(別サイトに進みます)をほぼそのまま使って作っているため、公式サイトに登録することはしません。
「自分でプラグインを作って対応するのが面倒なので使う」という人用に、とりあえずファイル化してダウンロードできるようにしてみました。
この事業用サイトでは使っていません(使わなくても速いから、Minify化する必要もないと判断している)が、SWELLで制作した他のサイトでは使っているので、使っているうちに問題が発生したときは対処はする所存です。
ただ、更新通知周りの処理は埋め込んでいないから、困ったときに見に来る感じで。よろしくお願いいたします!
バージョン1.1.0
(公開日:2024年2月9日)
本プラグインと同じようにMinify化する機能があるプラグイン(例:Autoptimize)とは相性が良くないことが想定されます。本プラグインは元々Gzip圧縮等ができないサーバーのために用意した物なので、ご利用の際にはご留意ください。動作確認はSWELLのみ行っています。
このプラグインの使用に限らずですが、SWELL設定の高速化タブ「ファイルの読み込み」の中にある「コンテンツに合わせて必要なCSSだけを読み込む」設定は少なくともキャッシュ系のプラグインと相性が悪いです。(更新ボタンを押したり、タイミングが悪いとCSSが一部反映されないことがあります)
キャッシュ系プラグインを使わなかったときの挙動は未検証ですが、いずれにしても、速度よりも見た目の挙動に支障がない方が大事なので、ここは無効にしておいた方が安心かと思います。(有効にする場合は、更新ボタンを押したり、どのタイミングでも挙動に問題がないことを確認してからにすることを強く推奨します)

クリエイトアコード開発サポートコミュニティ
クリエイトアコードが開発したWordPressプラグイン、WordPressテーマについての導入・設定サポートの他、プラグイン・テーマの機能リクエストを受け付けたり、今後の展開について直接ご意見を聞ける場所【クリエイトアコード開発サポートコミュニティ】を作りました!
クリエイトアコードが開発したWordPressプラグインやWordPressテーマ利用者ではなくても、Webに関することの支援、無理しない働き方を目指す人の支援、フリーランスの支援、創作活動の支援を考えていますので、よろしければ参加いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします!