WordPress20周年記念ブログを書いてみようと思いました。

WordPressは2023年5月27日(日本時間)で20周年を迎えました。
クリエイトアコード(夜空きり)がWordPressを使い始めたのは2014年1月からです。
WordPress10年目、歴としては9年になります。
日本でのお祝いイベントは各地で開催し、クリエイトアコード(夜空きり)の地元・札幌でもイベントがあり、参加しました。
せっかくなので、記念記事として、触れ合ってきたWordPressのバージョンやそのときの向き合い方について書こうと思ったので、少しお付き合いいただけたら嬉しく思います。

別なことをしていたら、日付が変わっちゃった…っ!(涙)

目次

まず最初に、WordPressのバージョンはできる限り最新にしましょう

後述の事情で「古いサイト=古いバージョン」ってたくさん今でもあると思う。
「作ったら終わり」的な感じで作ったときのままのバージョンでそのままずーっとあるパターンも多々あると思う。

これらのサイトを策もなしにバージョンアップするとレイアウト崩れとかまともに動かないとか不具合が生じることも多々。

口下手なので説明不足で誤解を招きかねないとも思ったのでブログでもきちんと明言をしておきたいのだけれど、「バージョンアップをするな」というわけではないです。
クリエイトアコード(夜空きり)自身は、セキュリティや保守管理の観点から、常に新しいバージョンにするのは鉄則だと考えているので、積極的にバージョンアップをしてほしいけど、この手のサイトを無策にバージョンアップしたとき、特に不慣れな人は責任は取れないし復旧も困難になりやすい(パニックになるからね…)ので、「大きく変わったりした場合、バージョンアップするときは気をつけて!」と伝えたい。

「バージョンアップに対応できないような作りにするな!」って話ではあるし、すごく無茶な作りになっているWordPressテーマもあるので、そのケースは擁護が難しいのだけれど、特に変わった作りにしていなくても、誰だって未来が予測できないように、いきなり非推奨関数になったりとか、ベースのPHPのバージョンが上がって色々処理が変わってしまったりとか…互換性に優れているWordPressだって限界があるので、難しい問題だと思っている。

なので、せめて、バージョンアップした責任が取れるように、バージョンアップをするときは環境をコピーしてバージョンアップテストをするなど、きちんと策を考えてから向き合ってほしいし、技術的に自分では難しそうと思うなら、詳しい人に相談してほしいと願っています。

WordPressでサイトを制作する制作者各位

可能なら、納品するときは、必ず、最新の状態にアップデートした上で表示および動作チェックしてから納品してほしいと願っています。

制作時のインストールから、バージョンが上がってしまったんだけど、制作時のインストールのときのバージョンのままで納品するケースが多く見受けられるのですが、クリエイトアコードとしては納品時のバージョンで保証した方が良いと考えています。
もっと欲を言うなら、「常に最新の状態を維持するように」とセキュリティについてもクライアントに向けてフォローしてほしいけど、そこまでは言わないので、せめて納品時のバージョンで動作・表示保証をして欲しいかな、と。

アフターケアやアフターフォローを入れていると信じたいけど、入れていない人たちへ

クライアントが納品されてからすぐにバージョンアップするにしてもしないにしても、崩れたときは自己責任、直すのは追加料金…は流石に酷かなと思います。

2014年1月時点でのWordPressのバージョンって?

ぶっちゃけ覚えておりません。
10年近くも前の話ですら曖昧なのに、使っていたバージョンって、よっぽど特徴的なできごとがないと覚えてないって。
なので調べました。WordPress.orgさんのリリースアーカイブページ。結構便利ですよ。「このバージョンっていつリリースだっけ…?」っていうときに調べるの。

WordPress3.8ですね。
Google画像検索で管理画面を見て「あー、こんな感じだっけ?」「そうだったかもー?」ってぼんやりとそれっぽいのは思い出しましたけども(笑)

実はWordPressのブロックエディタは5.0からのようなので、当初使っていたときはクラシックエディタだったんですね。
でも、そのときは大したことしてなくて。ブログとして機能していれば良いと、HTMLサイトのヘッダーとフッター部分、あとはそれっぽく合わせて…とか、固定ページを直接テンプレートファイルに書いたり(HTMLを無理やりPHPにした感じのやつ)…とか。今ならぶん殴るレベルのことをしていたように思います。

WordPress5くらい、ブロックエディタ導入時

ブロックエディタ導入時は今みたいに使い勝手もあまり良くなかったので『無理矢理ブロックエディタを使わない』ようにCSSを読み込まないとかもしていましたね。ブロックエディタ自体は使えるんだけど、CSSは独自の…とか、そんな感じでした。

こちらも今ならぶん殴りますけども。

2020年~2021年くらいまでは、『ブロックエディタ好まないブーム』に逆らい続ける

転職した頃、手を離れて暫く経ってからのサイトの保守管理もするようになってからは「余計なことをするな」という気持ちが強くなったといいますか、WordPressの変化に逆らわずにいこうっていう風に、自分の中で心境の変化がありました。
あとはブロックエディタを改めて触ってみて、結構悪くないなと思ったのもあります。

でも、仕事で扱うテーマのほとんどがクラシックエディタ。オリジナルテーマもわざわざプラグインでクラシックエディタを潰しに行くって感じだったのです。
気持ちは分かる。すごく大きく変わったしね!
どういうエディタを使うのは自由だとは思いますが、今後はブロックエディタが主流になっていくのであれば早いうちに慣れた方がいいし、いつサポートが切れるか分からないので個人的には推奨しなかったです。自身でオリジナルテーマを作るときもブロックエディタ準拠でした。

グループが今よりも使い勝手がそこまで良くなかったので、当時作ったオリジナルテーマはdivタグとかをショートコードで囲む感じになっています。視覚的に見て分かりやすいとは言えるけど、今はリスト表示でどうにでもなるので、正直な話をすると、今、ものすっごく作り直したいです。コストと気力の問題で難しいんだけども。

お仕事なので「ブロックエディタの方が良いですよー」とはいいつつも、クラシックエディタでも対応していくということをしていたのですが、テンプレートに直書きしているものも多々あったりしていましたね。移植したかった。コストと気力の問題で(略)

2022年以降~現在のWordPressは、基本的に配布テーマからのカスタマイズで対応

「オリジナルテーマを作りたいなー」と何度か考えていたところに現れる【フルサイト編集機能】
正直、これで心折れちゃいましたね。

フルサイト編集に慣れて、どんどん知識と技術のバージョンアップをしていきたい意思はありますが、
一度作ったら、ずっとアップデートし続ける終わりのない作業をお客様のサイトでするのは現実的じゃないなって思いました。

フルサイト編集について思うこと

プログラマーやエンジニアは名乗りにくいレベルではありますが、多分ちゃんと向き合えばなんとかなるんだと思います。
でも、時間と気力と体力といろいろなものが足りないこと、「フルサイト編集はWordPressガチ勢以外には案外ハードルが高い」と考えていることもあり、今は難しいと考えています。
別な話になっちゃうので、ここでフルサイト編集がハードルが高いと考えているのかについて詳しく掘り下げたりはしないんだけど、「自由度が高すぎるのって案外難しいことなんだよ」ということだけは書き記しておこうかなと思います。
フルサイト編集もオリジナルテーマの作成も諦めたわけではないのですが、自分なりに向き合った成果は「初心者でも対応しやすいフルサイト編集」ということで、いつか発信できたらいいなと思っています!

そのときに存在は知っていたけど、ちょっと手を出していなかった「SWELL(制作者:株式会社LOOS)」というテーマに本格的に向き合おうと思ったので、このサイトを作るときにも使いましたが、まぁ、とっても便利。作るのが楽しいこと楽しいこと。

実は、自分の思い描く仕様と違っていた部分もあったり、こうしたいって思うこともあったので、自分のサイト限定として、色々カスタマイズしています。自分のサイトだけならメンテナンスしても、そこまで負担大きくないし、自己責任だし。

日々進化を続けるWordPressにも負けずに、より良いテーマを目指してアップデートし続けているテーマということもあり、今後もメンテナンスをし続けるという安心感と信頼があることで、お客様のサイトにも使うことをオススメするように。なので最近は配布テーマのカスタマイズで「テーマっぽさをできる限り排除する」形でホームページを作っています。

でも、自分では何もしなくなったわけじゃなくて、プラグインを作りました。

自分が必要だからって作ったもので、実はちょっとしたバグを見つけた(動作に問題はないですよ!)ので早いところ直さないといけないんだけど、使い勝手は悪くないと思います。よかったら使ってみてね!

今後も必要に応じてプラグインを作っていけたら良いなって思っているよ!

Sapporo WordPress Meetupから、WordPress20周年のお祝いをしたよ!

参加したのは「WordPress の20周年を祝おう | Sapporo WordPress Meetup vol. 12」です。

記事のリンクを貼ったら、ログイン必須って出るからリンク貼りにくいのでやめとく……(涙)

Sapporo WordPress Meetup、数年ぶりのオフライン開催ということもあり、頑張って行ってみました。
内容をざっくり言うと「共に WordPress の20周年を祝いましょう!」ということでした!

色々楽しかったです。夜空きりのWordPressクイズの正解率がそんなに高くなくて、考えすぎたからなのか気にせず使ってきていたせいなのか、色々思うところはあったものの、楽しければ全て良しってことにしておきます(笑)

東京など様々な地域で同日開催していたとのことでZoomで雰囲気をちょっと知れたのは良かったかも。
次もスケジュールが合えば参加しますよ!

大きなイベントも行ってみたいな。いつだろ……航空券を取らなきゃね。

WordPressはこれからも向き合っていきたいシステムです

一緒に走っていく…のは自身の都合で難しいかもしれないけど、夜空きり自身はWordPressが好きなので、何らかの形ではずっと向き合っていきたいと思っています。
バージョンがどんどん新しくなって、もっと機能が増えたり、すごく変わっていたりしても、なんとか食らいついていけたらいいなと思っています。

WordPressに今までもこれからも関わってきた人、これからWordPressに関わっていこうと思っている人、これからもよろしくお願いします!

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サイト運営者

クリエイトアコード

ホームページ(改善・改修)・SEO対策・Web集客のお手伝い屋さん【Web技術サポーター&Webコンテンツサポーター】

ソフトウェア&ゲーム開発会社でプランナーとして従事しながら、ディレクション・マネージメント、資料作成の知識を実践形式で学ぶ。その後はリサイクルショップのWebサイト担当者として従事しつつ、SEOやWordPressの実践形式での研究を深めた。転職をした会社や兼業(副業)としての活動でも今までに学んだ知識と技術を活用しながらも更なる向上に努めていたが、様々な人のお悩み解決をしていきたいという思いが強くなったため、転職から二年後に独立。2022年5月10日に開業して個人事業主になった。
現在は、今までに得た知識や技術(SEO・WordPress・Webマーケティング・Web集客)を活かしながら「人と人を調和し、創造を支援する」「自分で色々動きたいので技術面をサポートしてほしい人や自分も考えたいが技術面については知見がないのでフォローしてもらいたい人を応援する」ことを目的に「訪問者に届けるコンテンツを作る」お手伝いをするための活動をしている。

事業の他、ソフトウェア&ゲーム開発会社時代に無理をした働き方をしたために自律神経のバランスが乱れやすいことや精神的にもダメージを負ったことから「抑うつ状態」と診断されて数年かけて寛解した経験から、同じような人が苦しまずに働くことができるように自身を実験台に「スキルを活用した生活に困らないかつ無理をしない働き方」の確立を目指している。


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