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SEO・SEO対策・ホームページの本質について正しく理解し、正しく対応しよう!

ホームページで「お問い合わせ数を増やしたい!」などの目標達成につなげるための手法でよく言われている「SEO」「SEO対策」。
SEOとは何か、SEO対策とは何か。それぞれができること・できないことは何か。一度、SEO・SEO対策・ホームページのそれぞれの本質についてまとめてみようと思いました。

人により、SEO・SEO対策の意見や見解、認識が異なると考えられますが、SEO・SEO対策以前に「良質なホームページにするためにやるべきこと」について、SEO・SEO対策のポイントや対応チェックリストなどでごちゃ混ぜになってしまっていると感じてきたことから、当方が考える分類とそれぞれで対応すべきことについても説明した方が良いと判断したので追記しました。

これからSEO・SEO対策を仕事にしていきたい人の理解、悪質なSEO対策業者の見分け方、具体的にSEO・SEO対策について何をしたら良いのかが分からなくなってしまっている方への参考として、本記事がこれらの一助になりましたら幸いです。

目次

SEO・SEO対策についての本質を正しく理解しよう

SEO(Search Engine Optimization)を日本語に訳すると「検索エンジン最適化」となります。こうしてみると日本語訳と本質の内容は一致しています。ですが、現在言われているSEOは、SNSの限られた文字数の中で表現するためなのかは定かではないものの、「SEO」と「SEO対策」が同じだけではなく、SEO対策でホームページのアクセスを集めた、その先の内容(ホームページの本質について)も丸ごと「SEO」として扱われてしまっているように見受けられます。

SEOやSEO対策の本質に合っていない表現を使うことで、SEO・SEO対策のできること(我々が「SEO・SEO対策として」やらないといけないこと)が年々増えてきてしまっており、対応しきれなかった人・結果を出せなかった人が出てきてしまうことによって「SEO」「SEO対策」に関与する人たち全体の信用度の低下につながってしまっていることのではないかと考えており、クリエイトアコードとしては、とても残念に思っています……。
我々が「怪しい」と言われてしまう要因にもなってしまっていると考えることから、同業者には「SEO」「SEO対策」「ホームページ改善」の言葉はそれぞれ適切に分けて正しく使っていただきたいと切に願っています。

SEOの本質とは?

本来のSEOは、ユーザーが求める良質なコンテンツの追加や改善を行い、ユーザーが迷わず重要な情報にたどり着けるように導線を設計し、検索エンジンがユーザーの識別している情報を正しく理解できるようにサポートをするなど、検索エンジンに正しくページ内容を評価されるようにWebページを技術を使って最適化することであり、検索順位の上位を目指すことがSEOの本質ではありません。

SEO対策の本質とは?

Webマーケティングの手法の一つであるSEO対策は、Webマーケティングの目的が「Webを活用した売れる仕組みを作ること」となっていることもあり、【SEO対策とはSEOを使って検索順位の上位を目指す(ホームページへの流入数を増やす)対策のこと】が本質と言えます。

このようにそれぞれの本質を述べましたが、いずれにしてもSEO対策ができることは「ホームページへ誘導する(アクセスさせる・クリックさせる)まで」となります。そのため、ホームページの流入数を増やすことで、結果的に目標(コンバージョン。例:お問い合わせ数UP)達成につながる可能性が高いものの、目標の達成につながるための導線が悪かったら、ユーザーの離脱につながってしまうことから、SEO・SEO対策だけで目標(コンバージョン)の達成ができるわけではないことは知っておいていただけたら嬉しく思います。

作成したコンテンツが半永久的に残るため、営業ツールとしても活用することができてブランド認知の向上につながることから、うまくいけば広告宣伝費のコストを安く抑えられるSEO対策ですが、「良くも悪くも検索エンジンのアルゴリズムに依存する」ため、下記のようなデメリットがあります。

  • 需要が低い・知名度が低いものに対しては弱い(正確には検索されないので流入数が増えにくい)
  • 専門家がコンテンツを提供している・古くからコンテンツを提供しているなど競合が強ければ、検索順位で上位になる(勝てる)確率が下がる
  • 効果が出るまでに時間がかかる
  • 検索エンジンのアップデートや手動で対処されることによる順位下落や検索結果に表示されなくなるリスクがある(ただし、悪質なことをせず、適切に情報を発信していれば問題ありません)

また、Google検索等の検索エンジンのアルゴリズムは全公開されているわけではないこともあり、SEO対策は成果を絶対に確約できるものではありません。

そのため、SNS・広告出稿・TVCM・新聞の折込チラシ・ポスティングなどの他の手法もうまく活用しながら結果を出しつつ、SEO対策の結果を出すために中長期的にホームページを育てていく必要があります。

こうしたデメリットも理解した上でSEO対策をご活用いただけたらとても有難いです。

ホームページの本質と役割を正しく理解しよう

ホームページの本質とは「正しい情報をインターネットに公開すること」です。

ざっくりと歴史を説明すると、インターネットの急速な普及において原動力となった、ウェブとも言われている「WWW(World Wide Web)」は、当初、大学や研究機関のデータ共有を目的に考案されたものです。

そのため、ホームページは「正しい情報をインターネット上で公開する」ことが本質となります。
それから、時代を経て様々な役割を持つようになりました。

ホームページの役割とは、簡潔に大きくまとめる形で言うと下記となります。

  • 良質なサービス・商品の情報を正しくユーザーに伝え、目標(コンバージョンとも言います。目標例:お問い合わせ数UP)につなげること
  • 広報が適切に情報発信をできるようにサポートすること
  • 集客のサポートをすること

「目標が認知度の向上」でも、上記の「目標につなげること」に含まれるので、大きくまとめると上記のいずれかに当てはまると言えます。
そして、ホームページの役割を果たすためには、ホームページの本質を知った上で正しい情報発信をしなければできないので、ホームページの役割を把握していれば、「見た目はとてもいいけどユーザーが欲しい情報が何も得られない」ようなホームページは作らないでしょう。そして、ホームページの本質と役割を正しく理解していない状態で、「ホームページを作りたいから」とホームページを作っても、自分がホームページで実現したいことが実現できない場合があります。あなたが実現したいことによっては、ホームページではない方が適していることもあります。なので、ホームページを作る前に「ホームページを作って実現したいことは何か?」を考えてみることをしていただけたら嬉しく思います。ぜひ、ホームページを作って実現したいことをクリエイトアコードに教えていただけたら嬉しいです。

そして、今お持ちのホームページは、閲覧ユーザーのためになっている、閲覧ユーザーがストレスを感じない、閲覧ユーザーに適したホームページであると言えますか?
これから作るホームページはそうなると自信を持って言うことができますか?

これらの対応をするためには適したサーバー、適したシステム、適した文章構造……など、考えて取り組むことが沢山あります。専門家ではない人が取り組んでも、概ね問題のないホームページを作ることができる良い時代にはなりましたが、これらの知識と技術がないままに作っても、基準を満たすホームページになるとはまだ言えないような状況です。

ホームページの役割を果たすことを意識している方、ホームページで成果を出すことを重視している方は、ぜひ、この問題を軽視せずに、ホームページの制作と運用に取り組んでいただけましたら幸いです。

クリエイトアコードが考える、SEO・SEO対策以前に「良質なホームページにするためにやるべきこと」とSEO・SEO対策の対応項目について

人により、SEO・SEO対策の意見や見解、認識が異なると考えられますが、当方では、次のように分類分けをして、サービスを提供しています。

(1)SEO・SEO対策以前に「良質なホームページにするためにやるべきこと」

検索エンジンに向けた対策ではなく、閲覧ユーザーに向けた対応がほとんどであることが特徴と言えます。当たり前ではあるものの、ユーザーに向けて情報を届ける以上、「ユーザーファースト」にすべきであり、Googleも「ユーザーファースト」であろうとしている以上、良質なホームページにするためにやるべきことをやっていれば、自ずとSEO対策にもつながっていきます。

1.マーケティングに基づいてターゲットユーザーを導き出し、テーマを定められているかを確認、できていない場合は対応する

地域性に強いのであれば地域名を入れる、競合が強すぎると勝てない・検索されないと意味がないなど、どのようにキーワードを設定するかなども対応内容に含みます。

2.1で導き出したターゲットユーザーに対し、最適なコンテンツを提供できているかを確認、できていない場合は対応する

ターゲットユーザーに適したテーマになっていて、テーマにあったコンテンツになっているかを確認し、なっていない場合は対応します。

3.ページのコンテンツが良質であるかを確認、できていない場合は対応する

アウトラインが分かりやすく構成されているか、補足説明などが過不足なくされているかを確認し、なっていない場合は対応します。

主なチェックポイント
  • リート文
  • 画像、図、表
  • 共起語、関連用語、専門用語の使用
  • 最新情報
  • 内部リンク

4.ユーザビリティに対応しているかを確認、できていない場合は対応する

文章色と背景色のコントラスト比、alt属性(代替テキスト)の最適化など、Webサイトの閲覧に支障がある人にも配慮し、誰が見ても閲覧に支障がない状態になっているかを確認し、なっていない場合は対応します。

5.SSL化、モバイルフレンドリー、URLの正規化など、ユーザーに安心感と利便性を与える対応ができているかを確認、できていない場合は対応する

6.サイト/ページのパフォーマンスが良いかを確認、できていない場合は対応する

ページ表示速度が遅すぎたりしていないか、レイアウトのカクツキなどで閲覧ユーザーにストレスを与えるようなことをしていないか

Google PageSpeed Insightsのスコアは『ページのパフォーマンス改善の余地を推定した数値』であり、実際のパフォーマンスの診断点数およびページ表示速度を示しているものではないことは何卒ご留意いただきたく存じます。なお、ページ表示速度やその他の項目の『最適化の余地』ありなし、最適化の『余地』に関するアドバイスについては、それぞれの項目でご確認いただけますので、Google PageSpeed Insightsの見方について知りたいという方、見方を間違えていたので正しい見方を知りたいという方は、お問い合わせでご相談ください。

7.正しいマークアップができているかを確認、できていない場合は対応する

8.(厳密にはSEO対策にも絡むが)ユーザーに迷わせない、離脱させない内部リンク構造になっているかを確認、できていない場合は対応する

9.独自データなど一次情報を含めオリジナル性の向上ができているかを確認、できていない場合は対応する

10.過去記事のメンテナンスやリライト(最新情報へのアップデート)ができているかを確認、できていない場合は対応する

主なチェックポイント(1)3「ページのコンテンツが良質であるか」を参照

11.検索意図とターゲットユーザーを明確にした高品質なコンテンツ作成、メンテナンス、リライトができているかを確認、できていない場合は対応する

主なチェックポイント(1)3「ページのコンテンツが良質であるか」を参照

(2)SEO

「閲覧ユーザーに直接関係しているわけではない、検索エンジンに向けた対応が多い」ことが特徴とも言えます。

基本的に(1)が問題なければ、ここの項目の1~2は「問題がない」と言えます。

1.検索クエリ(検索キーワード)が適しているかを確認、できていない場合は対応する

2.検索クエリ(検索キーワード)に合わせたサイト/ページになっているかを確認、できていない場合は対応する

3.2を裏付ける根拠になりえる「体験・経験、専門性、権威性、信頼性(E-E-A-T)」を閲覧ユーザーに示せているかを確認、できていない場合は対応する

Google側で解析するプログラムも万能じゃないので、閲覧ユーザーに示すだけではなく、構造化データ等を使い、Googleに正しくデータを使えることもSEOで対応する項目の中には含まれています。

4.悪質な被リンクがついていないかどうか(ついていた場合は否認しているか)を確認、できていない場合は対応する

閲覧ユーザーには関係がないものの、「質のいいサイト/ページである」判断基準の一つになっているので、対応する必要があります。

5.質の低いページをインデックスから除外している(クロール制御が最適に対応できている)かを確認、できていない場合は対応する

閲覧ユーザーには関係がないものの、「質のいいサイト/ページである」判断基準の一つになっているので、対応する必要があります。

6.XMLサイトマップをGoogleに送信してインデックス促進ができているかを確認、できていない場合は対応する

閲覧ユーザーには関係がないものの、「質のいいサイト/ページである」判断基準の一つになっているので、対応する必要があります。

7.(必要に応じて)構造化マークアップの活用ができているかを確認、できていない場合は対応する

閲覧ユーザーには関係がないものの、「質のいいサイト/ページである」判断基準の一つになっているので、対応する必要があります。

8.(厳密にはSEO・SEO対策とは違う)検索結果でクリックされやすいように、タイトル、メタディスクリプションが設定されているかを確認、できていない場合は対応する

Googleは関係がないものの、閲覧ユーザーにとっては目を引くかどうかの基準の一つになるので対応する必要があります。

(3)SEO対策

「閲覧ユーザーに直接関係しているわけではない、検索エンジンに向けた対応が多い」こと、「ホームページに何かを集めること」がSEO対策の特徴とも言えます。内部としてやるべきことは、(1)(2)でやっていることから、SEO対策としては、運用の中でも意識して取り組んでいるか、「ホームページに被リンクまたはアクセスを集めることができるか」が重要になっていきます。

基本的に(1)が問題なければ、ここの項目の1~2は「問題がない」と言えます。

1.過去記事のメンテナンスやリライト(最新情報へのアップデート)ができているか(そうなるように日々の運用でも気をつけているか)を確認、できていない場合は対応する

2.検索意図とターゲットユーザーを明確にした高品質なコンテンツ作成、メンテナンス、リライトができているか(そうなるように日々の運用でも気をつけているか)を確認、できていない場合は対応する

3.2を裏付ける根拠になりえる「体験・経験、専門性、権威性、信頼性(E-E-A-T)」を閲覧ユーザーに示せているか(そうなるように日々の運用でも気をつけているか)を確認、できていない場合は対応する

4.閲覧ユーザーを離脱させない内部リンク構造になっているか(そうなるように日々の運用でも気をつけているか)を確認、できていない場合は対応する

5.(厳密にはSEO・SEO対策とは違う)検索結果でクリックされやすいように、タイトル、メタディスクリプションが設定されているか(そうなるように日々の運用でも気をつけているか)

6.SNS(ソーシャルメディア)やプレスリリースなどの露出、情報発信ができているか

7.(可能であれば)関連のある相互リンクの設置ができているか

8.(可能であれば)被リンクをもらうことができているか

SEO・SEO対策の本質とホームページの役割を正しく知り、良質なホームページを作っていきましょう!

ホームページの役割を正しく知ってホームページを作っても、SEOをしていないと、検索結果に表示されずにホームページの役割を果たせないといったことにつながりかねません。SEO以外の方法でホームページを周知することができた場合はホームページの役割を果たせますが、中長期的にみるとSEOをしていないことでホームページの役割を果たすまでの時間がかかってしまうこともあるので、SEOは今のホームページに必須と言えるでしょう。

そして、SEO対策だけをして上位を狙い、閲覧数(PV)を増やすことができても、目標(コンバージョン)につなげるための情報や導線がきちんと作られていないと、閲覧ユーザーに対して良質なホームページになっていないと、せっかく来てくれたユーザーが離脱してしまい、ホームページの役割を果たすことができません。

ホームページを作る上で、SEO対策(SEOを使って検索順位の上位を目指す対策)は必須ではありませんが、SEO対策も考慮してホームページを作ることで、結果的にホームページの役割を果たすことにもつながるので、ぜひ取り入れたい対策です。

ホームページを作るなら、SEO・SEO対策の本質とホームページの役割を正しく知り、閲覧ユーザーにとって良質なホームページを作っていきましょう!

お困りの方は、ぜひクリエイトアコードまでご相談ください。
一緒にホームページを改善していきましょう!(新規制作に関してもご相談ください)

クリエイトアコード流「悪質なSEO対策業者の見分け方」

「成果を確約すると言われたから高いお金を出したのに成果が出なかった……」といった悲しいできごとは起きてほしくないので、「悪質なSEO対策業者は滅べ!」と思っていますが、残念ながら今でも根絶には至っていないので、自分なりに考えた「悪質なSEO対策業者の見分け方」について共有します。参考になりましたら幸いです。

(1)成果の確約をしてくるところは、こちらの希望をくみ取れない質の悪いSEO対策業者とみなしてよい

真っ当なSEO対策業者は「SEO・SEO対策の本質を知っているので、成果の確約は怖くてできない」はずです。(対応コストがかかっているのに成果を確約したらダメだったときにお金をもらえないか損害賠償請求が来るリスクが高いから)

過去の実績に基づいて成果が出るという自信はあっても、「Google検索のアルゴリズムにより、順位の変動が起きやすいこと、Google検索も万全ではないために検索結果から除外されてしまったり順位の下落が起こる可能性があることを知っている」からこそ、「確実」「100%」といったような表現は避けるはずです。(成果を一定または条件付きで保証する、成果については確実とは言えないからこそ達成できなかったらお金はいただきませんといったような表現であれば、相談する価値はあるでしょう)

そのため、成果を確約している時点でSEO・SEO対策の本質を理解していないということになります。
また、成果を確約しながらSEO・SEO対策の本質を理解していて正しく説明ができたとしても、ユーザーが望むキーワードと実際の商品やサービスに一致するキーワードで成果を目指すために行動してくれるわけではない(例:絶対に一位になり得る長いキーワードだけどユーザーは思い至らないであろうキーワードで1位を目指す)可能性が高いと考えていいでしょう。なので、「どのキーワードで1位を目指すのか? そのキーワードでどれくらいの流入数が見込めるのか?」を聞き、自身でもどれくらいの検索ボリュームが見込めるのかを知ることで、悪質なSEO対策業者に依頼してしまう確率を下げることができるはずです。検索ボリューム数は調べることのできるツールもあります。分からない場合はクリエイトアコードに質問していただけたらと存じます。

(2)記事の大量生産をするところは成果の実現できる可能性があまり高くない質の悪いSEO対策業者とみなしてよい(全部ではないことは留意しておく必要がある)

一昔前は通用した「コンテンツの大量生産」の手法は、今は費用対効果が落ちてしまうやり方です。クリエイトアコード自身は「より良いWebサイトを提供したい」と考えていたことやブログ形式でのSEOについては取り組み経験が浅かったこともあり、やったことはありませんが、今のSEO対策はやることがたくさんあることから見ても、情報の質(発信者の信用度・信頼度やユーザーが体験したことの共有)も求められていることから見ても、コンテンツの大量生産の対応コストはそれなりにかかることが分かりますし、「すべての記事で成果が出ないことがある」のであれば、費用対効果としては高いとは言えないということが分かるはずです。

つまり、「精鋭で狙い撃ちにする」ならともかく「下手な鉄砲も数撃てば当たる」手法は、今のSEO対策には合っていないことが分かるはずなのに、今も続けているということは、知識と技術のアップデートができておらず、クライアントの予算や会社の利益を度外視してしまっている質の悪いSEO対策業者とみなされても文句は言えないということになります。

ただ、精鋭で狙い撃ちの精鋭部隊をたくさん用意できる場合は結果的に「コンテンツの大量生産」につながりますので、記事作成の運用計画についてきちんと提示してメリット・デメリットを説明できるところは相談する価値はあると考えてよいかと存じます。

(3)リンク(特に自作自演リンク)を売り続けているところは質の悪いSEO対策業者とみなしてよい(真っ当な被リンク営業は除く)

大分減ったはずなのですが、Googleのガイドライン違反、ユーザーにとって有益な情報を提供できないような行為を行う業者は残念ながらまだいるようです……。
主な手法としては「キーワードの乱用(不自然にたくさんキーワードを配置する)」「隠しテキスト」「評価の高い他サイトのコンテンツを流用して検索結果上位を狙う行為(コピーコンテンツ)」や「量産したサイトを利用して被リンクを意図的に獲得する(自作自演リンク)」などがありますが、これらの行為はインターネット、検索エンジンの質の低下にもつながる特に悪質な行為と言えるでしょう。

今ではGoogle側で適切に対処できるようになってきましたが、中にはすり抜けてしまうものもあることは否定できかねますし、真っ当なやり方ですら通用しなくなってしまうほどの質の低下にもつながりかねないことから、これらの不正行為をしているところには絶対に依頼しないよう、ご注意ください。

ただ、自社サイトのリンクを掲載してもらえるように依頼する「被リンク営業」については対応内容によっては不正行為ではないので、ご留意いただけましたら幸いです。

クリエイトアコード自身はしたことがない(自然リンクを得るための行為をするように努力することはあっても)のですが、メール・電話・お問い合わせフォーム・SNSのDMから、寄稿記事・記事間での相互紹介・インタビューや事例記事の作成などを提案(営業)して被リンクを得る行為で、営業ではあっても費用が発生するものではなく、被リンクを得られるという行為(間接的に利益につながる行為)であり、Google検索側では見つけられない有益な情報もGoogleが得られやすくなることから、被リンクを集める正当な行為の一つと言えるようです。

もちろん、インターネットを汚染することを避けるためにも、お互いにとって「本当に有益な情報を紹介する」ことが良いと言えます。ただ、被リンク営業は結構手間のかかる方法ではあると感じますので、被リンク営業代行に依頼する場合は対応コストとしての費用がかかることは留意しておくと良いのではないかと存じます。

余談ですが、「ホームページのお問い合わせまでの導線の見直し」や「ホームページの全体的な改善をします」というような、ホームページの目的/目標について具体的に言及やサポートをしていないところは「ホームページの役割の一つである目標の達成までは関与しない」と考えた方がいいです

SEO・SEO対策の本質を知っているのなら、SEO・SEO対策だけで目標(コンバージョン)の達成ができるわけではないということも分かるはずです。(良心的なところでも、丸ごと全部「SEO」または「SEO対策」として理解している可能性はなくはないのですが……)

そのため、ホームページで成果を出したいという希望があるのなら、ホームページの目標の達成のために対応する具体的なサポート内容について言及しているところを選ぶと、後悔しにくいでしょう。

閲覧ユーザーに適した環境でコンテンツを提供できるかどうかは、ホームページのシステムやサーバーのスペックなど、パフォーマンスのところも関係してきますので、プログラミング等の技術的な知識や経験も必要となります。そのため、社内/社外で、対応できる人員を確保できていない場合もあるため、こちらの対応までお求めの場合は、Webコンサルティング会社またはWebマーケティングに強いWeb制作会社にご相談いただいた方が後悔しにくいと思われます。ただ、環境にも左右される要素もありますので、必ず改善を確約できるわけではない点についてはご留意いただけますと幸いです。
(特に、技術的なアプローチで、パフォーマンス改善やページ表示速度について具体的な対策をノウハウとしてブログ記事にまとめている会社を選ぶことをオススメしています)

ホームページに対して課題やお悩みがある方はクリエイトアコードの「ホームページ改善サポート」サービスのご利用をご検討いただけましたら幸いです

ホームページ改善サポートのページから、本ページをご覧いただいた方、ありがとうございます。
よろしければ、再びホームページ改善サポートのページ(元の場所から続き)をご覧いただけましたら幸いです。

SEO・Webマーケティングの知識と技術を使い、SEO対策にも配慮する形でホームページやSEO対策についての課題やお悩みの解決サポートをしますので、ぜひクリエイトアコードの「ホームページ改善サポート」サービスのご利用をご検討いただけましたら幸いです。

(おまけ1)SEO対策に関する考え方【SEO対策で確認した方が良いポイント(簡易)付き】

自身のサイトにSEO対策をしたいが、何からしたら良いのか、どのように考えたら良いのかのポイントをまとめた記事を投稿しています。
記事のタイトルの通り「GoogleのSEO対策」をテーマにした記事ではありますが、SEOおよびSEO対策に対する考え方のヒントになるようなことを記事としてまとめていますので、参考になりましたら幸いです。

(おまけ2)参考ページの紹介と本記事を作成するに至った経緯について

本記事は、覚えている内容が正しいかを調べる(裏付け)のために、下記の記事を参考にして作成しました。

そして、余談ですが。
一昔前に「検索エンジン最適化対策という日本語は変だから、SEO対策ではなくSEOと言おう」といったような記事を見た記憶があり、ここ最近まで、これらの意味の違いについてのアップデートができておらず、ずっと「SEO=SEO対策(検索エンジン最適化であり、検索順位の上位を目指す対策のことではない)」と思っていました。

SNSに力を入れるようになってから、世の中にSEO対策をメインに事業をしている同業者を多く知ることができ、同業者の多くが「SEO=SEO対策(検索順位を目指す対策、その先のお問い合わせ数のUP)」と言っているのを見て、「SEOとしてやることがたくさん増えているけど、それってSEOの領域じゃない」とずっと勝手に憤りを感じていたので我慢しきれずに投稿でついボヤいてしまったところ、今回の気づきと意味の違いについてのアップデートにつながりました。

おかげで自身が勝手に憤りを感じている原因を知ることができてスッキリはしたのですが、それでもやっぱり「SEO対策の領域じゃないよね、それ」というようなことも含めている件については残念に思っているので、今回の事業用ホームページの修正に伴い、本記事で自身の認識についてきちんと表明しておこうと考えた次第です。

SEO対策でホームページにアクセスを集めた、その先である、ホームページ全体の改善のことをなんて表現するのか。
これについての適切な用語、表現は未だ思いついておりません(あえて言うなら「Webサイト対策」になると思いますが……)が、多分「ホームページ改善」の方がどんなことをするのかが伝わりやすいと思うので、誰かが新しい用語を流行らせるまでは「ホームページ改善」と言い続けようかなと思っています。

以前サービス名として使っていた「Webコンサルティング」については、ついでに調べていた「Webコンサルティング」についての解釈として「経営視点」に分けられるという記事を見まして。以前から経営コンサルティングと混同されやすいことも気になっていたのもあり、これを機に思い切って極力使わない方針に切り替えました。正直なところ、「Webコンサルティング」という用語を知らない人からしたら、検索需要はないかもしれないけど「ホームページ改善」の方が分かりやすいですし。
今後は、SNS等で地道に「ホームページ改善」についての認知度を上げていくこととします。

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クリエイトアコード

ホームページ(改善・改修)・SEO対策・Web集客のお手伝い屋さん【Web技術サポーター&Webコンテンツサポーター、Webサイト制作者】

ソフトウェア&ゲーム開発会社でプランナーとして従事しながら、ディレクション・マネージメント、資料作成の知識を実践形式で学ぶ。その後はリサイクルショップのWebサイト担当者として従事しつつ、SEOやWordPressの実践形式での研究を深めた。転職をした会社や兼業(副業)としての活動でも今までに学んだ知識と技術を活用しながらも更なる向上に努めていたが、様々な人のお悩み解決をしていきたいという思いが強くなったため、転職から二年後に独立。2022年5月10日に開業して個人事業主になった。
現在は、今までに得た知識や技術(SEO・WordPress・Webマーケティング・Web集客)を活かしながら「人と人を調和し、創造を支援する」「自分で色々動きたいので技術面をサポートしてほしい人や自分も考えたいが技術面については知見がないのでフォローしてもらいたい人を応援する」ことを目的に「訪問者に届けるコンテンツを作る」お手伝いをするための活動をしている。

事業の他、ソフトウェア&ゲーム開発会社時代に無理をした働き方をしたために自律神経のバランスが乱れやすいことや精神的にもダメージを負ったことから「抑うつ状態」と診断されて数年かけて寛解した経験から、同じような人が苦しまずに働くことができるように自身を実験台に「スキルを活用した生活に困らないかつ無理をしない働き方」の確立を目指している。


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